国内男子
藤田、5ホールに及ぶプレーオフを制す! 地元福岡で初優勝
2014年8月31日(日)午後4:37
国内男子ツアーのアールズエバーラスティングKBCオーガスタゴルフトーナメントは31日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドを終了。ベテランの藤田寛之が梁津萬(中)との5ホールに及ぶプレーオフを制し、4月のつるやオープンゴルフトーナメント以来となる今季2勝目を挙げた。
首位に6打差の17位タイからスタートした藤田は、2番でボギーを先行させるも、3番、6番、9番でバーディを奪取。さらに後半は11番からの3連続を含む5つのバーディを奪う猛攻を披露し、7アンダー65で回って通算12アンダーでホールアウト。そして、14番、15番の連続バーディで通算12アンダーまで伸ばしてきた梁津萬とのプレーオフに突入した。
パー5の18番で繰り返し行われたプレーオフは4ホール目まで両者一歩も譲らず。迎えた5ホール目、ティーショットでフェアウェイをキープし、3オン2パットできっちりパーをセーブした藤田に対し、梁津萬はパーパットを決めきれず。この瞬間、45歳藤田の地元福岡での初優勝が決まった。
1打差の3位タイに、この日イーブンパー72とスコアを伸ばせなかった金亨成(韓)の他、宮里優作、塚田陽亮、武藤俊憲が並んだ。さらに1打遅れた7位タイには、今季2度目のトップ10フィニッシュとなった池田勇太ら4人が入っている。その他、岩田寛は通算9アンダー11位タイ、張棟圭(韓)は通算2アンダー46位タイで4日間の競技を終えている。