45歳手嶋が7年ぶりの栄冠! 小田は終盤3ホールに泣く…
2014年6月8日(日)午後5:05
45歳の手嶋多一が7年ぶりにウィナーズサークルに戻ってきた。
国内男子ツアーの今季公式戦初戦 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯は8日、兵庫県のゴールデンバレーゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日トップに躍り出た手嶋が1つスコアを伸ばし、通算9アンダーで2007年のカシオワールドオープン以来となるツアー通算7勝目を飾った。
7年ぶりの勝利への道は決して平坦ではなかった。この日出だし2ホール連続バーディと最高のスタートを切った手嶋だが8番、10番でボギーを叩き、1打差2位タイから出た小田孔明にトップを譲り渡してしまう。12番終了時点で2打差。それでもここからベテランらしい粘りを見せると、最後は根負けした小田が14番から3ホール連続ボギーを叩いて手嶋の勝利が決まった。公式戦Vは01年の日本オープンゴルフ選手権競技以来2度目。
以下上位陣は、通算8アンダー2位タイに小田と李京勲(韓)、通算5アンダー単独4位に前週「?全英への道?ミズノオープン」を制した張棟圭(韓)、通算4アンダー5位タイに宮里優作と金亨泰(韓)が入った。初日首位発進の2010、12年大会覇者 谷口徹は2つスコアを伸ばして、この日のベストスコア「66」をマークした宮本勝昌と並ぶ通算3アンダー7位タイでフィニッシュしている。
また、初日好スタートを切りながら2日目、3日目と低迷していた09年大会チャンピオンの池田勇太は、4アンダー68の会心のラウンドで通算1オーバー。14位タイで4日間の競技を終え、ホストプロとしての面目躍如を果たした。