谷口後退も1差で決勝Rへ! 優作、藤田が9位タイに浮上
2014年6月6日(金)午後6:39
2010、12年大会覇者の谷口徹が一歩後退しながらも、1打差3位タイの好位置で決勝ラウンド進出を決めた。
国内男子ツアーの今季公式戦初戦 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯は6日、兵庫県のゴールデンバレーゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日首位の谷口は、5アンダー67と爆発した大田和桂介、金亨泰(韓)に首位の座を譲ったものの、1つスコアを伸ばして通算5アンダー3位タイと3度目の優勝が狙える位置につけている。
この日アウトスタートの谷口は、1番で幸先良くバーディを奪うと、5番でもバーディ。中盤9番、15番のボギーで貯金を吐き出してしまうが最終18番をバーディで締めて、コースレート「77.4」を誇る同コースで2日連続のアンダーパー(1アンダー71)をマークした。
上位陣は、谷口と同じ3位タイに高山忠洋、手嶋多一、I・H・ホ(韓)、通算3アンダー7位タイに深堀圭一郎、李京勲(韓)。また、初日24位タイ発進の宮里優作と藤田寛之はそろって3アンダー69とスコアを伸ばし、小田孔明らに並ぶ通算2アンダー9位タイに順位を上げている。
一方、前日首位と3打差5位タイと好スタートを切った2009年大会王者の池田勇太は、4バーディ、3ボギー、2ダブルボギーと最後までコースに苦しめられ、通算2オーバー30位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンの金亨成(韓)は、連戦の疲れが出たのか13番ホール終了後に背筋痛のため無念の棄権となった。