全英へのビッグチャンスに燃える男たち
2014年5月28日(水)午前11:05
世界最古のトーナメント 全英オープン(現地時間7月17?20日/英ロイヤル・リバプールGC)出場を目指して男たちが激突する。
国内男子ツアーの「?全英への道?ミズノオープン」は29日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。毎年“The Open”の予選会の一つとして位置づけられている同大会では、今年も有資格者を除く上位4人に出場権が与えられることとなっている。
また、シーズン初戦から日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills(6月19?22日/茨城県、宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース)までを“全英オープン日本予選”としてカウントし、賞金ランキング上位2人も全英切符が付与される。現状では、賞金ランク1位の金亨成(韓)が昨季賞金2位の資格で全英出場権を持っているため、2位の宮里優作が最上位。以下、3位小田孔明、4位岩田寛(アジア予選で有資格者)、5位藤田寛之と続く。
現段階で最も全英に近い優作は、今大会3日前の全米オープン(現地時間6月12?15日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)最終予選にも挑戦。残念ながら出場権は得ることが出来なかったが、兄の聖志はしっかりとこれを勝ち取っている。これに対抗するためにも全英切符を確実にしておきたい気持ちが強い。
金、岩田の他、現在全英出場権を持っているのは、昨季日本オープンゴルフ選手権競技覇者の小林正則、昨年のプレジデンツカップメンバーだった松山英樹、岩田同様アジア予選を突破した塚田好宣、呉阿順(中)ら。前週の関西オープンゴルフ選手権競技で、首位で最終日を迎えながら小田に逆転を許した藤本佳則は、その悔しさをバネに全英切符に挑む。