小田が最終HイーグルでV! 藤本はバック9で力尽きる…
2014年5月25日(日)午後4:16
小田孔明が劇的イーグルで優勝を決めた。
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技は25日、兵庫県の六甲カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日のトーナメントリーダー藤本佳則がスコアを落とす中、1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー67とマークした小田が逆転で今季初優勝、ツアー通算7勝目を果たした。
この日、藤本と共に最終組を回った小田は、3番でバーディが先行。5番をボギーとしたが、続く6番、7番で連続バーディを奪いしっかりと上位を見据えてバックナインに入る。後半も12番、15番とバーディを重ねると、藤本が崩れたことで16番を終えてついにトップタイに浮上。そして迎えた最終18番パー5で見事2オンに成功し、イーグルパットを沈めて昨年9月のANAオープンゴルフトーナメント以来となる勝利を手繰り寄せた。
一方、“関西三冠”(関西アマ、関西オープンローアマ、関西オープン)を狙った藤本は、1番で幸先良くバーディを奪ったものの、その後1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばすことが出来ないままバックナインに突入。それでも13番を終えた時点で後続に2打差をつけていた藤本の有利は変わらないものと思われていたが、15番、16番でまさかの連続ボギーを叩いて通算13アンダー単独2位に終わった。
以下、通算12アンダー3位タイにディフェンディング・チャンピオンのブラッド・ケネディ(豪)ら3人、通算11アンダー単独6位に平塚哲二、通算10アンダー7位タイに宮本勝昌、谷原秀人、高山忠洋、岩田寛ら6人が入った。
尚、今週は片山晋呉、藤田寛之、宮里優作、谷口徹、池田勇太ら有力選手がそろって予選で姿を消している。