藤本が今季初Vに王手! 2打差で平塚が追走
2014年5月24日(土)午後3:46
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権競技は24日、兵庫県の六甲カントリー倶楽部を舞台に第3ラウンドの競技を終了。首位グループに1打差の4位タイからスタートした藤本佳則が6つスコアを伸ばして通算14アンダーで単独トップに浮上した。2打差の単独2位で前日のトーナメントリーダー平塚哲二が追走している。
初日から首位に1打差の好位置をキープしていた藤本がついに単独トップに躍り出た。この日は出だしの4ホールで3バーディ(1ボギー)を奪う快調な滑り出し。6番もバーディとして3アンダーで折り返すと、10番、14番、18番と着実にバーディを重ねて6アンダー66。通算14アンダーまでスコアを伸ばし、リーダーボードの最上段を射止めた。最終日は、昨季のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central以来となるツアー3勝目を目指す。
藤本を2打差で追うのが平塚だ。首位タイから出ると、前半を2バーディ、ノーボギーでプレー。後半は1つスコアを伸ばしただけだったが、3アンダー69のラウンドで通算12アンダーとした。首位の座は奪われたものの、好ポジションから逆転優勝を狙う。
その他上位陣は、通算10アンダー3位タイに小田孔明と片岡大育。さらに1打差の5位タイに宮本勝昌、近藤共弘、河井博大ら。通算8アンダー10位タイに谷原秀人、松村道央、高山忠洋、ディフェンディング・チャンピオンのブラッド・ケネディ(豪)らがつけている。
尚、片山晋呉、藤田寛之、宮里優作、谷口徹、池田勇太ら有力選手がこぞって予選で姿を消している。