呉が初代王者に輝く! 池田13位タイ、石川18位タイ
2013年11月10日(日)午後3:46
国内男子ツアーの新設大会 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦は10日、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独トップから出た中国出身の呉阿順が4オーバー75を叩いたものの、通算11アンダーで初代チャンピオンに輝いた。
後続に4打の大差をつけてスタートした呉だが、この日は強い風が吹く難しいコンディションの中で苦戦を強いられた。前半こそイーブンパーでなんとか凌いだが、後半に入ると11番、12番、14番で立て続けにスコアを落とし、2打リードで迎えた17番で池ポチャのダブルボギーを叩いて金亨成(韓)に並ばれる。
しかし運命の最終ホール。土壇場で追いついた金亨成が痛恨のボギーを喫したのに対し、呉は短いパーパットを落ち着いて沈め、通算11アンダーで優勝。昨年9月に行われたTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙で、暗闇のプレーオフを制して以来となるツアー2勝目を飾った。
その他上位陣は、通算7アンダー3位タイに山下和宏、ハン・リー(韓)、李京勲(韓)。通算6アンダー6位タイに、上がり5ホールで6つスコアを落とした小田孔明とブラッド・ケネディ(豪)の2人が入った。
また、片山晋呉は藤本佳則らと並ぶ通算5アンダー8位タイ、池田勇太は藤田寛之、谷原秀人と同じ通算4アンダー13位タイで終戦。石川遼は2バーディ、5ボギーの3オーバー74と崩れ、金庚泰(韓)らと通算2アンダー18位タイで4日間の競技を終えている。