ツアー2勝目を狙う藤本が単独首位浮上!
2013年10月11日(金)午後5:07
国内男子ツアーのTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Centralは11日、岐阜県のTOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central Courseを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日1打差単独2位から出た藤本佳則が8つスコアを伸ばし、通算17アンダーで単独首位に浮上した。
インスタートの藤本は、出だしの3ホールで連続バーディに成功。14番で1打伸ばすと、前半最後の2ホールでも連続バーディを奪い6アンダーで折り返す。後半はややペースダウンしたものの、3バーディ(1ボギー)で回って8アンダー64。昨季の日本ゴルフツアー選手権で初優勝を飾った藤本は、今季も5月の日本プロゴルフ選手権大会で2位タイに入るなど、相変わらず大舞台への強さを発揮。次週に迫った今季公式戦第3戦 日本オープンゴルフ選手権競技(17?20日/茨城県、茨城ゴルフ倶楽部 東コース)に向け、調子を上げてきている。
また、前日「62」をマークして単独首位に立ったディフェンディング・チャンピオンの呉阿順(中)は、14番のダブルボギーを含む3アンダー69とバーディ合戦についていけず、通算13アンダーで単独3位に後退。代わりにこの日7アンダー65で回った小田孔明が、通算15アンダー単独2位に順位を上げた。
その他上位陣は、通算12アンダー4位タイに川村昌弘、重永亜斗夢、カート・バーンズ(豪)、通算11アンダー7位タイに野仲茂、李尚熹(韓)、高校生プロの鍋谷太一、通算10アンダー10位タイに薗田峻輔、貞方章男ら、通算9アンダー14位タイに昨季賞金王の藤田寛之、手嶋多一らがつけている。
初日55位タイと出遅れた大会初代王者の池田勇太は、ノーボギーの5アンダー67と巻き返し28位タイまでランクアップ。一方で池田と同じ55位タイから出た14歳のアマチュア岡崎錬(美濃加茂西中3年)は、通算3アンダー73位タイで2週連続の予選通過とはならなかった。