S・J・パクがツアー初V! 藤本2勝目ならず…
2013年9月1日(日)午後4:28
コースコンディション不良、及び雷の影響で54ホールの短縮競技となった国内男子ツアーのVanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントは1日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。三つ巴の首位から出たパク・エスジェイ(韓)が3アンダー69でプレーし、通算12アンダーまでスコアを伸ばして悲願のツアー初優勝を達成した。
トップに並んでいた藤本佳則、冨山聡の2人とともに最終組を回ったパク・エスジェイ。5番でバーディを先行させると、9番もバーディとして2アンダーで前半を折り返す。後半は初Vへのプレッシャーからか思うようにスコアを伸ばせなかったが、後続に1打差で迎えた最終18番パー5でこの日4つ目のバーディを奪ってホールアウト。2010年の日本ツアー賞金王、金庚泰(韓)の活躍に刺激を受けてプレーしているという27歳が、同ツアー本格参戦4年目にして初の栄冠に輝いた。
上位陣は、通算10アンダー単独2位に黄重坤(韓)。通算9アンダー3位タイにこの日イーブンパー72にとどまった藤本の他、『66』のチャージを見せた矢野東、野仲茂がつけた。今季初Vを狙った池田勇太が通算8アンダー単独6位、高山忠洋、武藤俊憲、冨山の3人が通算7アンダー7位タイとなっている。
また、ディフェンディング・チャンピオンの金亨成(韓)は片山晋呉、谷原秀人、丸山大輔らと同じ通算3アンダー23位タイ。アマチュアで唯一予選突破を果たした和田章太郎は通算1アンダー40位タイで終戦している。