松山英樹が国内男子ツアー今季公式戦第3戦の日本オープンゴルフ選手権競技（10月17?20日／茨城県、茨城ゴルフ倶楽部 東コース）を欠場することが明らかとなった。

　同大会を主催する日本ゴルフ協会（JGA）が17日に都内で会見を開き、出場選手などを含めた大会概要を発表。それによると、松山だけでなく石川遼の欠場も決定しているとのこと。

　日本ゴルフ界の将来を担う2人が揃って、ナショナルオープンでプレーしないことは何とも残念なことだが、両者にとって今年は特殊な事情がある。2人が来季、主戦場にする米男子ツアーの新シーズンが10月に始まるからだ。米ツアー第2戦のシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン（10月17?20日／ネバダ州、TPCサマリン）に参戦するため、日程が重なる日本オープンへの欠場が余儀なくされた。日本のゴルフ界はグローバル化の波をもろにかぶることになってしまったというわけだ。

　また、JGAは同時に国内女子ツアー今季公式戦第3戦、日本女子オープンゴルフ選手権競技（10月3?6日／神奈川県、相模原ゴルフクラブ 東コース）の出場者も発表。こちらは米女子ツアーを主戦場にする宮里藍、宮里美香のエース級2人が揃って出場することが決まった。