21歳日韓対決!! 松山 vs. 李
2013年7月3日(水)午前11:13
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1日にダンロップスポーツ社と用具使用契約を結んだばかりの松山英樹が同い年のライバルと激突する。
国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントが4日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に開幕する。注目は現在賞金ランキング首位を快走するスーパールーキー松山と、ディフェンディング・チャンピオン李京勲(韓)の同組対決だ。
同じ21歳とあって、2人はジュニア時代から旧知の間柄。ジュニア時代の李のプレーを見た松山は「韓国には、あんなに凄い選手がいるのか」とひそかに目を剥いたという。昨季ルーキーだった李は同大会で激戦の末、一足先にツアー初優勝を飾った。大会後は更なるステップアップを目指しスイング改造に着手。結果はまだ出ていないが今季は2試合でトップ10入りしており、連覇でのツアー2勝目を視野に入れて乗り込んでくるはずだ。
だが、対する松山も負けてはいない。4月のプロ転向宣言からすでに2勝。前週の?全英への道? ミズノオープンでは連戦の疲れか転向後初の予選落ちを喫したが、それまでは全米オープンを含む7試合連続でトップ10入りを果たしていた。賞金ランキングでも2位の小平智に2倍以上の大差をつけトップを独走している(9,320万4,907円)。今大会の結果如何では史上最速(これまでの記録は石川遼のプロ23試合目)での獲得賞金1億円突破も見えてきているだけに、そのあたりも注目して見ていきたい。
そんな2人と同組でプレーするのが、永久シード選手の片山晋呉。こちらも前週4位タイと調子を上げてきているだけに、後輩たちの前で貫禄を見せたいところだ。
その他注目のペアリングでは、日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hillsでツアー初優勝を飾った小平は、前週優勝のブレンダン・ジョーンズ(豪)、中日クラウンズ優勝の松村道央と同組に。昨季賞金王の藤田寛之、復調気配の金庚泰(韓)、ツアー初優勝を狙う上井邦浩の組も興味深い。