国内男子
米ツアー参戦経験のある佐々木久行が急逝
2013年1月6日(日)午前11:10
1996年、米男子ツアーにフル参戦し19試合に出場した経験を持つ佐々木久行氏が滞在先のタイ、バンコクで急死した。享年48歳。
国内ツアー3勝、うちメジャー2勝の実績を持つ佐々木氏が米ツアーのQスクール(プロテスト)を受験したのは1995年のこと。翌年に米ツアーに本格参戦し、その年トップ25以内に3回入り、ベストフィニッシュはビュイック招待での20位タイ。シード獲得はならなかったが1995年?98年の間に28試合米ツアーに出場しメジャー大会での最高位は1995年セントアンドリュースで行われた全英オープンの31位タイだった。
佐々木氏は過去に世界ランクトップ100圏内にランクインしたことがあり、1995年のワールドカップに日本代表として出場。当時あった個人部門でデービス・ラブIII(米)と5ホールに及ぶプレーオフを戦い敗れたものの個人2位(団体戦では3位)に入っている。身長185センチの日本人離れした恵まれた体格も相まって“世界に羽ばたく大型プレーヤー”と期待されたものだった。
シニアツアー入りを目前に控えた佐々木氏はトレーニングとゴルフの調整のためタイに滞在中だったが、ホテルの部屋で倒れているところを発見された。死因は心不全。葬儀は遺体が8日に日本に戻ってから執り行われる予定。