S.ピーターセン2週連続V達成! 藍11位タイに終わる
2012年10月28日(日)午後9:06
前週はプレーオフ、今週は逆転でスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が2週連続優勝を達成した。
米女子ツアーのアジアシリーズ第3戦、サンライズLPGA台湾選手権(台湾、サンライズG&CC)は現地時間28日、最終ラウンドの競技を行い、前週のLPGAハナバンク選手権をプレーオフで制したピーターセンがサンデーバックナインにインビー・パーク(韓)を逆転。通算19アンダーでパークに3打差をつけ2週連続Vを飾った。
強風の最終日、2打リードの単独トップからスタートしたパークはボギーが先行する苦しいラウンド。前半1つスコアを落とすと後半はバーディを奪えず2オーバー74に終わり通算16アンダーの単独2位に甘んじた。
それに対して単独2位スタートのピーターセンは、出だしの1番で幸先良くバーディを奪うと中盤もたついたが12番、15番、18番でバーディを決め3つスコアを伸ばしてパークを退けた。
「毎週勝つためにティーグランドに立っていますが、先週勝ったことで自信が増しました。こういうゴルフが出来てとても楽しかった」と夕闇の中トロフィーを掲げご満悦のピーターセン。「ここ3、4週間、これまでないほどコースで楽しむことが出来ています。直感に従ってアグレッシブに攻められたのが良かった」と勝因を口にした。ちなみにピーターセンにとってこの勝利は節目のツアー通算10勝目に当たる。
連覇を目指した地元のヒロイン、ヤニ・ツェン(台)は優勝こそならなかったものの、通算15アンダーで単独3位に食い込み復調をアピール。通算14アンダー単独4位に前週単独2位のカトリオーナ・マシュー(スコットランド)が入っている。
日本勢は9位タイからスタートした宮里藍が終盤の勝負どころで連続ボギー(17番、18番)を叩き1オーバー73止まり。通算7アンダーで前日より2ランクダウンの11位タイに終わり、自身にとってのアジアシリーズ最終戦でのトップ10入りはかなわなかった。もう1人、上田桃子は4バーディ、3ボギーの1アンダー71にスコアをまとめ、通算3アンダー18位タイで終戦している。