木戸愛が優勝を狙った日本女子オープンゴルフ選手権競技最終日に自滅した悔しさを糧に、次なる戦いに挑む。

　今季、サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントでツアー初優勝を飾った木戸は、2週前の今季公式戦第3戦、日本女子オープンで優勝争いを展開。フォン・シャンシャン（中）と並ぶ首位で最終日を迎えたが、「80」を叩いて自滅し24位タイに終わり悔し涙を流した。

　その後、1週間は試合がなかっためリベンジはお預けとなっており、満を持して挑むのが12日から開幕する富士通レディース（千葉県、東急セブンハンドレッドクラブ 西コース）だ。

　今大会も含めて今季の試合は残りあと7戦。賞金女王争いやシード権争いなどの気配が漂い始めている中、2勝目を挙げて日本女子オープンのショックを振り払おうと木戸が燃えている。

　森田理香子、服部真夕、アン・ソンジュ（韓）ら今季好調の面々も出場。連覇を狙う藤田幸希もやる気満々だ。また、今年7月のプロテストを突破したばかりのルーキー、比嘉真美子も参戦。後半戦の出場権がかかるトップ合格確実と言われながらこれを逃した後、ニトリレディスゴルフトーナメントに出場したが予選落ちを喫している。近い将来の米女子ツアー挑戦を公言してもいるだけに、プロ初の予選通過を果たして上位に入り、自信を深めたいところだ。