全米女子オープン最終予選の日本開催が決定!
2014年3月4日(火)午後0:11
全米オープンに続いて、全米女子オープンも米国外でセクショナル・クオリファイング(最終予選)を行うことが明らかになった。
全米ゴルフ協会(USGA)は現地時間3日、今季の第69回 全米女子オープン(6月19?22日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)最終予選を米国以外で初めて、日本、英国、中国、韓国の4か国で行うことを発表。5月19日から各地で海外最終予選が開催され、日本の舞台は東名古屋カントリー倶楽部(愛知県)に決定した。
予選会には、プロとハンディキャップインデックス「2.4」以下のアマチュアが参加可能。米国までいかなくても挑戦できるだけにチャンスが拡大した格好だ。
他3か所は、英国のバッキンガムシャーGC、韓国のウージョン・ヒルズCC、中国のCGA南山国際トレーニング・センター(ガーデンC)。全米オープンとは最終予選の開催国が異なり、明らかにアジアに重点が置かれているのは、試合数が多い日本、米女子ツアーで強豪が活躍している韓国、巨大なゴルフマーケットとして注目されている中国を重要視していることに他ならない。USGAは国際戦略として、ゴルフの底辺拡大を意識しているようだ。
なお、全米女子オープンでは1987年に岡本綾子がローラ・デービース(英)、ジョアン・カーナー(米)とのプレーオフに進出しながら、新鋭デービースに敗れたのが最高成績。この年、岡本は外国人初の賞金女王に輝いたが、その後何度もチャンスがありながらメジャータイトルを手にすることはできなかった。
その岡本を超えメジャー優勝する選手が出て来るのかどうか? 裾野が広がっただけに、今後が楽しみだ。