ベテランがワンツー独占! 日本勢唯一予選突破の桃子19位タイ
2013年7月13日(土)午前9:12
日本勢が明暗を分ける中、ベテランがトーナメントを引っ張っている。
米女子ツアーのマニュライフ・フィナンシャルLPGAクラシックは現地時間12日、カナダのグレー・サイロGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日からトップを走るママさんプロ、カトリオーナ・マシュー(スコットランド)がこの日も7アンダー64の好スコアをマークし、通算15アンダーで単独首位に立った。ちなみに通算15アンダーは36ホールの大会最小ストローク記録を6打更新するビッグスコアである。
先週のオープンウィークには故郷スコットランドに戻り「静養十分」と言うマシュー。「子供と遊ぶのが忙しくてゴルフはまったくしなかった」そうだが、それがリフレッシュに繋がり連日の好スコアと相成った。
3打差の単独2位にアンジェラ・スタンフォード(米)とベテラン勢がワンツーを独占。通算11アンダー3位タイにアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、ライアン・オトゥール(米)、ミーナ・リー(韓)らがつけ、4試合連続優勝の大記録を目指すインビー・パーク(韓)は4つスコアを伸ばしたものの、通算10アンダーで初日の3位タイから8位タイに順位をやや落としている。
日本勢は、初日13位タイとまずまずのスタートを切った上田桃子が2日連続の60台(67-68)をマークし、通算7アンダー19位タイ。シーズン初のトップ10入りを狙えるポジションを確保した。
しかしスポット参戦の片平光紀は3アンダー68と盛り返したものの、カットラインに1打足りず通算2アンダー74位タイで無念の予選落ち。宮里美香もスコアを伸ばせず通算1アンダー84位タイで予選敗退が決まり、この日2アンダー69にスコアをまとめた上原彩子も通算1アンダー(84位タイ)で決勝ラウンド進出を逃した。そして有村智恵は通算イーブンパー95位タイに終わり、日本勢は5人中4人が予選で姿を消すことになった。