R.フィッシャー逃げ切って4年ぶりV達成!
2014年3月3日(月)午後0:15
ロス・フィッシャー(英)が後続の追撃を振り切って5年ぶりにトロフィを掲げた。
欧州&南ア・サンシャインツアー共催のツワネ・オープンは、アーニー・エルス(南ア)設計のコッパーリーフゴルフ&カントリーエステート(南ア)を舞台に現地時間2日、最終ラウンドの競技を終了。後続と5打差の単独トップからスタートしたフィッシャーが2アンダー70にスコアをまとめ、通算20アンダーで逃げ切りVを飾った。2位タイに入ったマイケル・ホーイ(北アイルランド)、ダニエ・ヴァン・テナー(南ア)に3打差、単独4位のカルロス・デル・モラル(スペイン)に4打差をつける完勝だった。
とはいえ、中盤まではハラハラの展開。スタート時点で5打あったリードは、ホーイの追撃で11番終了時点で1打差にまで迫られた。しかし、ホーイが12番で痛恨のダブルボギー。フィッシャーが15番で7.5メートルのイーグルパットを捩じ込んでツアー通算5勝目に持ち込んだ。
「自分の力量が試される1日だった。天候もそうだしホーイの追撃もそう。とにかく他のことは考えず60台を出すことだけを目標にした。こうしてトロフィを抱いてウイナーズサークルに戻って来ることが出来て本当に嬉しい」とフィッシャー。現在世界ランキング82位だが、この勝利で目標のトップ50に前進することが出来そうだ。
これでシーズン序盤の南アフリカシリーズは全て終了。全8試合中5試合で優勝を果たすなど、今年も地元南ア勢が存在感を示した。