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大きな飛距離アップにつながる右足ボール踏みドリル

2024年11月27日(水)午後1:37

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 今回は、「ドライバーショットの当たりが弱い」「飛んでいないような気がする」という場合の修正方法を紹介したいと思います。

 まずは、ボールの位置です。左足カカト内側線上が基本の位置だというのは皆さんもご存じの通りですが、当たりが弱い場合は、ボールが左に寄り過ぎていることがあるのでチェックしてみてください。というのも、ボールを左寄りに置き過ぎると、手元が右寄りになる“ハンドレイト”になったり、構えたときに右足体重になるということがあるからです。

 基本通り、左足カカトの内側線上に置いたら、次に左手1本で構え、グリップエンドを少し左に動かします。そうするとフェースが開く形になるので、フェースを閉じてから握り直します。

 それまでハンドレイト気味に構えていた人の場合、フェースがかぶって左に行きそうな感じがすると思いますが、腰のターンでクラブをしっかり押し込むようなスイングをすれば左には行かないのでご安心を。

 次に修正したいのは、体重移動です。簡単に修正できるドリルがあるので紹介します。

 右足の下、位置としてはほぼ真ん中の外側にゴルフボールを置き、それを踏んで構えます。構えたとき、右足外側が浮いている感じです。このアドレスからボールを打ちます。

 飛距離を出すためには、体重移動が必要なわけですが、それと同時に、右股関節の上で回転しなければいけません。体重が右に流れ過ぎる“スエー”が良くないといわれるのもそのためです。スエーをすると、右足の上に右股関節が乗っている形になりますが、これでは上体を捻転させることはできません。

 一方、右股関節の上で正しく回っていればトップでは、右股関節から右足が右斜めに伸びている形になります。この形を作るために行うのが、右足でボールを踏むドリルです。ドリルで右足に踏み込むことを覚えたら、ボールを取り除いて打ってみましょう。実際にボールを打つときも、右足で踏んでいるイメージでトップまで上げてください。

 このドリルをすることによって、正しい体重移動が身に付き、バックスイングでは、右股関節上でしっかり体が回るようになります。その結果、より大きなパワーが貯蓄されるだけでなく、インパクトではそのパワーをきちんとボールに伝えられるようになります。また、ハンドファーストでボールが押せるようになるので、飛距離は確実に伸びます。

 バックスイングでの右へのスエーはプロでもよくあること。スエーを抑えるというのは、飛距離アップには絶対に必要な動きなので、しっかりマスターしましょう。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #112」より(放送・見逃し配信中)
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