ルーキーのC.マッソンが首位キープ W宮里は予選落ち…
2013年4月27日(土)午前11:23
ルーキーのキャロライン・マッソン(独)が終盤苦しみながらも首位の座をキープする中、ダブル宮里が予選落ちする波乱が起きた。
米女子ツアーの新規トーナメント、ノーステキサスLPGAシュートアウトは現地時間26日、テキサス州のラスコリナスCCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日のトーナメントリーダー、マッソンが一時通算10アンダーまで伸ばしながら、上がり4ホールで3つボギーを叩き、イーブンパー71とスコアを伸ばせなかったものの、前日の貯金が効き通算7アンダーで単独トップの座をキープした。
1打差の単独2位にカルロタ・シガンダ(スペイン)がつけ、この日ノーボギーの5アンダー66の好スコアをマークしたジュタヌガーン姉妹の姉、モリヤが通算5アンダーで、インビー・パーク(韓)、カトリーン・イーキー(米)と並び3位タイの好位置に浮上した。
またロレックスランキング(女子世界ランキング)4位に後退したヤニ・ツェン(台)が久々に上位争い。通算4アンダーでジェシカ・コルダ(米)、フォン・シャンシャン(中)らと並び6位タイにつけている。
日本勢はこの日70位タイからスタートした上田桃子が後半3連続バーディを奪って1アンダー70にスコアをまとめ、通算1オーバー45位タイで予選を通過。アメリカ参戦以来初の 午前中第一組のスタートだったが「暗い中練習しなければならなくて、朝から風も吹いていたのでタフな1日でしたが、後半風が収まってからはパターも転がりが良くなってきました。このコンディションの中ではよく我慢出来たと思います」と手応えを口にした。
しかし宮里藍は3バーディ、4ボギーの1オーバー72とスコアを1つ落とし、通算4オーバーはカットラインにわずか1打及ばず81位タイで今季初の予選落ちを喫した。
また宮里美香も「昨日に比べてショットは良くなっていたが、パットが入らなかった」と語る通り、2オーバー73とスコアを崩し通算6オーバー102位タイの下位で決勝ラウンド進出を逃している。