国内女子ツアー、ヨネックスレディスゴルフトーナメントは26日、新潟県のヨネックスカントリークラブを舞台に第2ラウンド競技を終了。首位タイでスタートした馬場ゆかりが5アンダー67をマークして通算8アンダーで単独トップに躍り出た。同じく前日首位タイの青木瀬令奈が1打差の単独2位につけ、2打差の単独3位に笠りつ子が続いている。今季初優勝を目指す横峯さくらは通算4アンダー6位タイで最終日を迎えることになった。

　昨季の日本女子オープンゴルフ選手権競技チャンピオンの馬場ゆかりは、今季ここまでトップ10入りが1回といまひとつ調子が上がっていなかった。ところが今大会は初日からトーナメントをリードし優勝の気配をにおわせている。初日3アンダー69で首位タイに立つと、この日は前半に2バーディを奪って2アンダーでハーフターン。後半は15番までスコアカード通りのゴルフとなるも、上がり3ホール連続バーディで5アンダー67。ノーボギーの会心のゴルフで単独首位に立った。

　同じく首位タイからスタートした青木は5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り通算7アンダー。馬場を1打差で追走し最終日、ツアー初優勝を目指す。また、この日3連続バーディを奪った笠りつ子も5バーディ、1ボギーの4アンダー68でラウンドし、通算6アンダーまでスコアを伸ばして単独3位で決勝ラウンドに進出した。

　急性上気道炎で欠場した前週から復帰した横峯は、12位タイでスタートしたこの日、出だし2連続バーディで勢いに乗ると、5番、7番でバーディを重ねる。前半最後の9番でダブルボギーを叩くも後半に2バーディ（1ボギー）を奪い返して3アンダー69でホールアウト。通算4アンダーで地元・新潟県出身のホステスプロ若林舞衣子、ニッキー・キャンベル（豪）と並び6位タイにつけ、逆転優勝を狙う。

　また、前日32位タイの有村智恵は3バーディ、2ボギーの1アンダー71でプレーして通算イーブンパー24位タイ。14歳のアマチュア永井花奈は4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーでラウンドして通算1アンダー16位タイで予選を通過した。

　その他上位陣は、通算5アンダー4位タイにテレサ・ルー（台）、フォン・シャンシャン（中）の外国勢。通算3アンダー9位タイには不動裕理、キム・ソヒ（韓）がつけている。

　尚、3年連続賞金女王タイトルに向けて突っ走るアン・ソンジュ（韓）は体調不良のため欠場となった。