好調K.ウェブ、首位堅守! 日本勢は依然低迷
2014年2月28日(金)午後5:54
今季すでに1勝を挙げているカリー・ウェブ(豪)が初日に続き単独トップの座をキープした。
米女子ツアーの今季第4戦 HSBC女子チャンピオンズは現地時間28日、シンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に第2ラウンドの競技を行い、前日のトーナメントリーダー、ウェブが6バーディ、3ボギーの3アンダー69をマーク。通算9アンダーとし単独2位に浮上したアンジェラ・スタンフォード(米)に2打差をつけ単独首位の座を守った。
さらに日本ツアーを主戦場に戦うテレサ・ルー(台)が最終18番で鮮やかなイーグルを奪って2つスコアを伸ばし、通算6アンダー単独3位につけ、通算4アンダー4位タイに2週連続優勝を狙うアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)の他、モーガン・プレッセル(米)、ポーラ・クリーマー(米)、ダニエル・カン(米)、キャロライン・ヘドバル(スウェーデン)が並ぶ展開。
また今大会で優勝し、インビー・パーク(韓)が3位タイ(条件付き)以下なら初の世界ランク1位に浮上するスーザン・ピーターセン(ノルウェー)は通算3アンダー9位タイ。パークは通算2アンダー13位タイに後退したが、初日27位タイと出遅れたリディア・コ(ニュージーランド)が3アンダー69にスコアをまとめ、通算2アンダーでパークやレクシー・トンプソン(米)らと並ぶ13位タイに順位を上げている。
日本勢は初日43位タイと全員が出遅れ巻き返しが期待されたがチャージならず。18ホール中半分の9ホールしかパーオン出来ず、ショットが不発だった宮里美香が3バーディ、4ボギーの1オーバー73で通算4オーバー。44位タイに足踏みしている他、上原彩子もこの日1つスコアを落とし通算4オーバー44位タイ止まり。
歴代チャンピオンのひとりである宮里藍は11番パー4で痛恨のダブルボギーを叩くなど2日連続3オーバー75と崩れ、通算6オーバーにスコアを落として出場63人中(うち1人は棄権)52位タイに後退している。昨年はタイで遭遇した玉突き事故の影響で泣く泣く欠場を余儀なくされた思い入れの強い大会だけに週末こそ“藍チャージ”を期待したいものだが、果たして…?