K.ウェブ首位発進! 藍は43位タイも「スコアは詰まっている」
2014年2月27日(木)午後5:27
39歳、女子ゴルフ界の“レジェンド”カリー・ウェブ(豪)が好スタートを切った。
米女子ツアーの今季第4戦 HSBC女子チャンピオンズは現地時間27日、シンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に第1ラウンドの競技を行い、ノーボギーの6アンダー66をマークしたウェブが単独首位に立った。1打差の2位タイにポーラ・クリーマー(米)とキャロライン・ヘドバル(スウェーデン)。3人が出場している日本勢は全員出遅れた。
ウェブは、1番で幸先良くバーディを奪うと、3番でもバーディ。5番、6番で連続バーディを奪取して4アンダーで折り返す。後半も勢いを落とさなかったウェブは、さらに2バーディを加え、リーダーボードの最上段を射止めた。
注目の“ビッグ3”は、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のインビー・パーク(韓)が2アンダー70で7位タイ、同No.2のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が1アンダー71で12位タイと上位につけたが、同No.3のステイシー・ルイス(米)は3オーバー75を叩き43位タイと出遅れている。
日本勢も3人とも苦戦を強いられた。昨季大会欠場のリベンジに燃える2010年チャンピオンの宮里藍は、前半から連続ボギーを叩くなど、ショットが乱れて2オーバーでハーフターン。10番ボギーの後の12番でバーディを奪い返したが、悪い流れを断ち切ることが出来ず、1バーディ、4ボギーの3オーバー75でホールアウトした。宮里美香、上原彩子もシーサイドコース特有の海風に苦しめられ、3人揃って3オーバー75の43位タイと下位(出場63人中)に沈んでいる。
それでも、風の影響で全体的には伸び悩んだこともあり、上位進出も十分可能。ラウンド後、藍は「スコアが詰まっているので、ちょっとでも自分が良ければ上にいけると思う。明日は粘り強く頑張りたい」と意欲を見せた。