野村が日本勢唯一アンダーパーで21位T 3週ぶり出場の藍は30位T
2016年10月27日(木)午後4:05
米女子ツアーのサイム・ダービーLPGAマレーシアが現地時間27日、マレーシアのクアラルンプールG&CCで第1ラウンドの競技を終えた。4人が出場の日本勢では、野村敏京が1アンダー70と唯一アンダーパーで回り、首位と7打差の21位タイ。腰痛により3週間ぶりの出場となった宮里藍はイーブンパー71の30位タイにつけた。
今季2勝で賞金ランキング9位、レース・トゥ・CMEグローブ8位につける野村は、前半12番パー5でダブルボギーと立ち上がりからつまずいたものの、14番から連続バーディでイーブンパーに持ち直してハーフターン。後半も出だし1番のボギーを4番で取り返す展開から、9番バーディ締めでアンダーパーにまとめて初日を終えている。
2週前のLPGA KEBハナバンク選手権を腰痛により開幕前に棄権し、今大会が3週間ぶりの出場となる宮里は、3バーディ、3ボギーの内容でまずまずのスタート。その他日本勢は、賞金ランキング73位からの浮上を目指す横峯さくらが1オーバー72の43位タイ、同ランク79位と来季シード確保へ当落線上の上原彩子が2オーバー73で55位タイとなった。
8アンダー63で後続と2打差のトップに立ったのは、ツアー通算3勝目を狙うエイミー・ヤン(韓)。6アンダー65の2位にマリナ・アレックス(米)が続き、2014年全米女子オープン以来の白星を目指すミッシェル・ウィー(米)やスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、フォン・シャンシャン(中)らが5アンダー66の3打差3位タイとなっている。
賞金ランク、レース・トゥ・CMEグローブでリディア・コ(ニュージーランド)をかわしトップに立ったアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は、3アンダー68の12位タイ発進。以下、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)は野村と同じ21位タイ、リディア・コや前週大会でプレーオフの末に勝利を逃した昨季覇者ジェシカ・コルダ(米)は宮里らと並ぶ30位タイから上位をうかがう。