国内女子ツアーのアクサレディスゴルフトーナメント（北海道・苫小牧ゴルフリゾート72エミナGC）は8日、第2ラウンドの競技を終了。前日17位タイの横峯さくらが6アンダー66の好スコアをマークし、通算8アンダーでシン・ヒョンジュ、キム・ソヒの韓国勢と並ぶ首位タイに躍り出た。1打差の4位タイで古閑美保、上田桃子、大山志保、申ジエ（韓）、李知姫（韓）が追っている。

　初の賞金女王を狙う横峯が今季4勝目を視界にとらえた。出だしの1番でバーディと幸先の良いスタートを切ると、7番、9番でもバーディ。後半も16番までにスコアを2つ伸ばし、17番パー5ではイーグル奪取に成功した。最終18番でこの日唯一のボギーを叩いたものの、6アンダー66の通算8アンダーでトーナメントをリード。最終ラウンドも好調をキープし、6月のニチレイPGMレディス以来の勝ち星をつかみたい。

　また、主戦場の米女子ツアーから帰国し参戦した上田も好位置を確保した。1番でボギーとつまずいたが、7番でバーディ。後半は3バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを披露し、3アンダー69の通算7アンダー4位タイでホールアウトした。今季は同ツアーで1度もベスト10フィニッシュがない上田。日本で白星を挙げて、今後の戦いに向けて弾みをつけたいところだ。

　その他、福嶋晃子が有村智恵、森田理香子と同じ通算6アンダー9位タイ。前日トップタイの三塚優子は2オーバー74とスコアを崩し、通算4アンダー17位タイに後退した。初日83位タイと出遅れた諸見里しのぶは6アンダー66で回り、通算3アンダー24位タイにジャンプアップ。東尾理子は通算2アンダー30位タイ、ギャル系ゴルファーの金田久美子は通算イーブンパー43位タイで決勝ラウンド進出を果たしている。