海外女子
米国勢上位独占! 不動8位タイ浮上!
2009年7月11日(土)午前11:15
アメリカ勢が上位を賑わす中、不動裕理が優勝戦線に浮上した。
米女子ツアーの今季メジャー第3戦、全米女子オープンはペンシルベニア州ベスレヘムのソウコン・バレーCCを舞台に現地時間の10日、第2ラウンドの競技を終了。グリーンが硬さと速さを増し、各選手がスコアメイクに苦しむ中、安定したプレーで1アンダー70にスコアをまとめた07年の今大会覇者クリスティー・カー(米)が通算3アンダーで単独トップに浮上した。
1打差の2位にこの日3アンダー68をマークしたポーラ・クリーマー(米)が続き、予選会から出場を決めたジャン・レイノルズ(米)が通算1アンダー単独3位。初日トップのナ・エン・チョイ(韓)は3つスコアを落とし、通算イーブンパーで4位タイに後退した。
「パットが冴えていた」と言うカーが首位の座を射止めたが、それ以上に好調だったのが前日の12位タイから単独2位へ順位を上げたクリーマー。最終18番では実に10メートルものロングパットを沈めバーディフィニッシュ。「あのラインは練習ラウンドで何度も何度も練習していたから、(パットが)入ってくれて最高! 本当にいい感じで締めくくることが出来ました」と、満面の笑みで会場を埋め尽くしたギャラリーの声援に応えた。今季は故障続きで、前週も左手親指の痛みを訴えてジェイミー・ファー・オーウェンズ・コーニング・クラシックで無念の棄権を余儀なくされ今週も出場が危ぶまれたが、アイシングとアドヴィル(薬)で痛みを鎮め、好調なプレーが甦った。
昨年はアメリカ人による自国のナショナルオープンチャンピオンを目指し、3日目まで優勝争いを演じたが、最終日に崩れてタイトル奪取はならなかった。メジャー無冠の実力者が昨年獲り損なったトロフィ獲得を目指して全力を尽くす。
また国内で6度の賞金女王に輝いたことのある不動が、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー71にスコアをまとめ、通算2オーバーで前日の26位タイから8位タイに浮上。昨年は全英オープンで最終日最終組を経験するなど、メジャーの戦いを知り抜いているベテランが、初の金星目指して決勝ラウンドのチャージを誓った。
その他の日本勢は通算6オーバー37位タイにスポット参戦の福嶋晃子、常駐組の宮里藍がつけ、初日まずまずのスタートを切った上田桃子は「ショットが悪かった」と精彩を欠き、6オーバー77を叩いて通算7オーバー48位タイに後退。宮里美香は5オーバー76と崩れたものの、通算9オーバーはカットラインぎりぎりの滑り込みで決勝ラウンド進出を決めた。
しかし佐伯三貴は通算10オーバーで1打足りずに予選落ち。大山志保も通算15オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。過去最多の7名が出場した今大会だが、決勝進出を決めたのは5人にとどまった。
米女子ツアーの今季メジャー第3戦、全米女子オープンはペンシルベニア州ベスレヘムのソウコン・バレーCCを舞台に現地時間の10日、第2ラウンドの競技を終了。グリーンが硬さと速さを増し、各選手がスコアメイクに苦しむ中、安定したプレーで1アンダー70にスコアをまとめた07年の今大会覇者クリスティー・カー(米)が通算3アンダーで単独トップに浮上した。
1打差の2位にこの日3アンダー68をマークしたポーラ・クリーマー(米)が続き、予選会から出場を決めたジャン・レイノルズ(米)が通算1アンダー単独3位。初日トップのナ・エン・チョイ(韓)は3つスコアを落とし、通算イーブンパーで4位タイに後退した。
「パットが冴えていた」と言うカーが首位の座を射止めたが、それ以上に好調だったのが前日の12位タイから単独2位へ順位を上げたクリーマー。最終18番では実に10メートルものロングパットを沈めバーディフィニッシュ。「あのラインは練習ラウンドで何度も何度も練習していたから、(パットが)入ってくれて最高! 本当にいい感じで締めくくることが出来ました」と、満面の笑みで会場を埋め尽くしたギャラリーの声援に応えた。今季は故障続きで、前週も左手親指の痛みを訴えてジェイミー・ファー・オーウェンズ・コーニング・クラシックで無念の棄権を余儀なくされ今週も出場が危ぶまれたが、アイシングとアドヴィル(薬)で痛みを鎮め、好調なプレーが甦った。
昨年はアメリカ人による自国のナショナルオープンチャンピオンを目指し、3日目まで優勝争いを演じたが、最終日に崩れてタイトル奪取はならなかった。メジャー無冠の実力者が昨年獲り損なったトロフィ獲得を目指して全力を尽くす。
また国内で6度の賞金女王に輝いたことのある不動が、4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー71にスコアをまとめ、通算2オーバーで前日の26位タイから8位タイに浮上。昨年は全英オープンで最終日最終組を経験するなど、メジャーの戦いを知り抜いているベテランが、初の金星目指して決勝ラウンドのチャージを誓った。
その他の日本勢は通算6オーバー37位タイにスポット参戦の福嶋晃子、常駐組の宮里藍がつけ、初日まずまずのスタートを切った上田桃子は「ショットが悪かった」と精彩を欠き、6オーバー77を叩いて通算7オーバー48位タイに後退。宮里美香は5オーバー76と崩れたものの、通算9オーバーはカットラインぎりぎりの滑り込みで決勝ラウンド進出を決めた。
しかし佐伯三貴は通算10オーバーで1打足りずに予選落ち。大山志保も通算15オーバーで決勝ラウンド進出を逃した。過去最多の7名が出場した今大会だが、決勝進出を決めたのは5人にとどまった。