海外女子
藍、ツアー6試合連続トップ10入り! 優勝は申
2009年9月14日(月)午前10:35
宮里藍が米女子ツアー6試合連続トップ10入りを果たし、実力を証明した。
同ツアーのP&G ビューティー・NWアーカンソー選手権(アーカンソー州ロジャーズ、ピナクルCC)は現地時間13日、最終ラウンドの競技を終了。宮里(藍)がツアー4年目らしい貫禄で上位に食い込んだ。通算2アンダー24位タイでスタートすると、3バーディ、1ボギーの2アンダー69と追い上げて通算4アンダー。10位タイで優勝したエビアン・マスターズも含めたトップ10フィニッシュの記録を6試合に伸ばした。
選手の層が厚くレベルが高い同ツアーでは、どんなに出遅れたりスコアを叩いた日があっても、最後に帳尻を合わせなければ実力者とは言えない。宮里(藍)は今季初優勝という結果を出し、さらに安定していることで、十分にその力を周囲から認められている。特に今大会は、初日にパットの不調から73位タイと出遅れたが、きっちり巻き返したことが持つ意味は大きい。今後もツアー2勝目を狙うのはもちろんだが、安定した成績を残すことで、さらに高いレベルが見えてくるはずだ。
優勝争いは宮里(藍)と同じ通算2アンダー24位タイ、最終組の10組前で出た申智愛(韓)が、この日7アンダー64と猛チャージ。早々と昼過ぎに通算9アンダーでホールアウトし、後続組のプレーを約2時間半待った。18番でヨー・スヨン(韓)がバーディ、アンジェラ・スタンフォード(米)がイーグルを奪取して並び、勝負はプレーオフへ。プレーオフでは2ホール目の15番パー3で、スタンフォードとヨーがバーディを奪えなかった後、申がきっちりとバーディを獲り、今季3勝目を決めた。
昨季メンバー外でツアー3勝を挙げた申は「新人王が目標」と言いながら、今季は序盤にHSBC女子チャンピオンズで優勝。新人王争いどころか、賞金女王にも輝くのでは、とささやかれた。その後ウェグマンズLPGAに勝ったものの、存在感はシーズン始めほどではなくなっていた。しかし、この勝ち星でクリスティー・カー(米)を抜いて賞金ランクとプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのランキングの2つで首位に浮上。もちろん新人王レースでも、ミッシェル・ウィー(米)に大差をつけてタイトルに向けて突っ走っている。新人王とプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのダブル受賞となれば、1979年のナンシー・ロペス(米)以来の快挙になる。
その当事者である申は「ここ数か月ほどショットの調子が落ちていたので、トップ10が目標でした。今週もそのつもりだったけど、今日は雨が降って風が吹くと聞いていたので、2アンダーを目指しました。そうしたらショットはまずまずでパットは絶好調でした」と笑いが止まらない。ダブルタイトルについて尋ねられると「すごくすごく大きなもの。今年はルーキーで新人王にだけ集中していたけど、今はプレーヤー・オブ・ザ・イヤーも獲れるチャンスです。だったら両方に集中したい。その目標が達成できたら、ものすごくエキサイティング」と意欲をむき出しにした。
その他、前日首位のキム・ソンヒ(韓)は1つスコアを落としてアン・シ・ヒョン(韓)と並び通算8アンダー4位タイだった。前週まで賞金ランキングトップのカーは、通算1アンダーでウィーらと共に27位タイ。宮里美香は3オーバー74で回り、通算4オーバー63位タイで大会を終えた。
同ツアーのP&G ビューティー・NWアーカンソー選手権(アーカンソー州ロジャーズ、ピナクルCC)は現地時間13日、最終ラウンドの競技を終了。宮里(藍)がツアー4年目らしい貫禄で上位に食い込んだ。通算2アンダー24位タイでスタートすると、3バーディ、1ボギーの2アンダー69と追い上げて通算4アンダー。10位タイで優勝したエビアン・マスターズも含めたトップ10フィニッシュの記録を6試合に伸ばした。
選手の層が厚くレベルが高い同ツアーでは、どんなに出遅れたりスコアを叩いた日があっても、最後に帳尻を合わせなければ実力者とは言えない。宮里(藍)は今季初優勝という結果を出し、さらに安定していることで、十分にその力を周囲から認められている。特に今大会は、初日にパットの不調から73位タイと出遅れたが、きっちり巻き返したことが持つ意味は大きい。今後もツアー2勝目を狙うのはもちろんだが、安定した成績を残すことで、さらに高いレベルが見えてくるはずだ。
優勝争いは宮里(藍)と同じ通算2アンダー24位タイ、最終組の10組前で出た申智愛(韓)が、この日7アンダー64と猛チャージ。早々と昼過ぎに通算9アンダーでホールアウトし、後続組のプレーを約2時間半待った。18番でヨー・スヨン(韓)がバーディ、アンジェラ・スタンフォード(米)がイーグルを奪取して並び、勝負はプレーオフへ。プレーオフでは2ホール目の15番パー3で、スタンフォードとヨーがバーディを奪えなかった後、申がきっちりとバーディを獲り、今季3勝目を決めた。
昨季メンバー外でツアー3勝を挙げた申は「新人王が目標」と言いながら、今季は序盤にHSBC女子チャンピオンズで優勝。新人王争いどころか、賞金女王にも輝くのでは、とささやかれた。その後ウェグマンズLPGAに勝ったものの、存在感はシーズン始めほどではなくなっていた。しかし、この勝ち星でクリスティー・カー(米)を抜いて賞金ランクとプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのランキングの2つで首位に浮上。もちろん新人王レースでも、ミッシェル・ウィー(米)に大差をつけてタイトルに向けて突っ走っている。新人王とプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのダブル受賞となれば、1979年のナンシー・ロペス(米)以来の快挙になる。
その当事者である申は「ここ数か月ほどショットの調子が落ちていたので、トップ10が目標でした。今週もそのつもりだったけど、今日は雨が降って風が吹くと聞いていたので、2アンダーを目指しました。そうしたらショットはまずまずでパットは絶好調でした」と笑いが止まらない。ダブルタイトルについて尋ねられると「すごくすごく大きなもの。今年はルーキーで新人王にだけ集中していたけど、今はプレーヤー・オブ・ザ・イヤーも獲れるチャンスです。だったら両方に集中したい。その目標が達成できたら、ものすごくエキサイティング」と意欲をむき出しにした。
その他、前日首位のキム・ソンヒ(韓)は1つスコアを落としてアン・シ・ヒョン(韓)と並び通算8アンダー4位タイだった。前週まで賞金ランキングトップのカーは、通算1アンダーでウィーらと共に27位タイ。宮里美香は3オーバー74で回り、通算4オーバー63位タイで大会を終えた。