海外女子
藍、初Vチャンス! 1差4位タイ
2009年7月26日(日)午前10:25
宮里藍に悲願のツアー初優勝のチャンスが巡って来た。
メジャー今季最終戦、全英リコー女子オープンの前哨戦で欧米両女子ツアー共催のエビアン・マスターズ(仏、エビアン・マスターズGC)は現地時間の25日、第3ラウンドの競技を終了。前日ベストスコアタイをマークし、最終組(首位タイ)で回った宮里(藍)は序盤の2番、3番の連続ボギーでつまずいたものの、出入りの激しいゴルフを何とか2アンダー70に収め、通算11アンダー4位タイの好位置をキープ。首位グループの3人、ベッキー・ブリュワートン(ウェールズ)、ソフィ・グスタフソン(スウェーデン)、キム・インキョン(韓)との差わずか1ストロークで最終日を迎えることになった。
宮里(藍)と同じ4位タイに5アンダー67をマークしたクリスティー・カー(米)、通算10アンダー単独6位にカリー・ウェブ(豪)と上位には実力者がひしめいている。またディフェンディング・チャンピオンのヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)も尻上がりに調子を上げ、昨年プレーオフを戦った相手ナ・エン・チョイ(韓)、ポーラ・クリーマー(米)とともに通算9アンダー7位タイにつけ連覇に望みをつないだ。
「序盤の連続ボギーからよく持ち直すことが出来ました」と言う宮里(藍)は6バーディ、4ボギーと“ローラーコースター”のようなラウンドを振り返った。上位が遠のいた瞬間もあったが、終わってみれば1打差。たらればは禁物だが、最終ホールのボギーさえなければトップグループの一角を担っていた。今季はベスト10入り6回と絶好調。優勝こそないが、一昨年に陥ったスランプからは完全に脱出し「普通にやれば上位に入れる」自信が戻って来た。周囲からも「日本で勝っていた頃の雰囲気が戻っている」という声が聞こえて来るが、本人は「あまり期待し過ぎると自滅するので、とにかくベストを尽くしたい」と、悲願の初優勝に向け自分のゴルフを貫くことを胸に誓った。
一方、全員予選を突破した日本勢は、三塚優子が通算8アンダー単独10位。12番でダブルボギーを叩いたが、最終18番では初日に続き2個目のイーグル奪取に成功。三塚らしい豪快なゴルフで、最終日も上位を目指す。
また前日崩れた上田桃子はこの日、すべてのパー3でバーディを奪って4アンダー68をマーク。通算4アンダーで21位タイに再浮上し「パー5でバーディを獲れなかったのは残念だけれど、すべてのパー3がバーディだったのは満足です」と表情をやわらげた。
ロレーナ・オチョア(メキシコ)と同組で回った原江里菜は女王相手に一歩も引かないプレーを貫いたが、通算2アンダーは31位タイにとどまった。ちなみにオチョアは通算3アンダーで、ミッシェル・ウィー(米)、申智愛(韓)らと並び23位タイ。大山志保は3オーバー75を叩き、有村智恵と同じ通算1オーバー50位タイに後退。宮里美香は5オーバー77と崩れ、通算8オーバー70位タイに低迷している。
メジャー今季最終戦、全英リコー女子オープンの前哨戦で欧米両女子ツアー共催のエビアン・マスターズ(仏、エビアン・マスターズGC)は現地時間の25日、第3ラウンドの競技を終了。前日ベストスコアタイをマークし、最終組(首位タイ)で回った宮里(藍)は序盤の2番、3番の連続ボギーでつまずいたものの、出入りの激しいゴルフを何とか2アンダー70に収め、通算11アンダー4位タイの好位置をキープ。首位グループの3人、ベッキー・ブリュワートン(ウェールズ)、ソフィ・グスタフソン(スウェーデン)、キム・インキョン(韓)との差わずか1ストロークで最終日を迎えることになった。
宮里(藍)と同じ4位タイに5アンダー67をマークしたクリスティー・カー(米)、通算10アンダー単独6位にカリー・ウェブ(豪)と上位には実力者がひしめいている。またディフェンディング・チャンピオンのヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)も尻上がりに調子を上げ、昨年プレーオフを戦った相手ナ・エン・チョイ(韓)、ポーラ・クリーマー(米)とともに通算9アンダー7位タイにつけ連覇に望みをつないだ。
「序盤の連続ボギーからよく持ち直すことが出来ました」と言う宮里(藍)は6バーディ、4ボギーと“ローラーコースター”のようなラウンドを振り返った。上位が遠のいた瞬間もあったが、終わってみれば1打差。たらればは禁物だが、最終ホールのボギーさえなければトップグループの一角を担っていた。今季はベスト10入り6回と絶好調。優勝こそないが、一昨年に陥ったスランプからは完全に脱出し「普通にやれば上位に入れる」自信が戻って来た。周囲からも「日本で勝っていた頃の雰囲気が戻っている」という声が聞こえて来るが、本人は「あまり期待し過ぎると自滅するので、とにかくベストを尽くしたい」と、悲願の初優勝に向け自分のゴルフを貫くことを胸に誓った。
一方、全員予選を突破した日本勢は、三塚優子が通算8アンダー単独10位。12番でダブルボギーを叩いたが、最終18番では初日に続き2個目のイーグル奪取に成功。三塚らしい豪快なゴルフで、最終日も上位を目指す。
また前日崩れた上田桃子はこの日、すべてのパー3でバーディを奪って4アンダー68をマーク。通算4アンダーで21位タイに再浮上し「パー5でバーディを獲れなかったのは残念だけれど、すべてのパー3がバーディだったのは満足です」と表情をやわらげた。
ロレーナ・オチョア(メキシコ)と同組で回った原江里菜は女王相手に一歩も引かないプレーを貫いたが、通算2アンダーは31位タイにとどまった。ちなみにオチョアは通算3アンダーで、ミッシェル・ウィー(米)、申智愛(韓)らと並び23位タイ。大山志保は3オーバー75を叩き、有村智恵と同じ通算1オーバー50位タイに後退。宮里美香は5オーバー77と崩れ、通算8オーバー70位タイに低迷している。