海外女子
雷雨で順延 ルーキーA.ノルドクビストが依然リード!
2009年6月14日(日)午後0:15
雷雨により2時間20分の中断を挟み、最終組が15ホールを終えた時点で日没サスペンデッドとなったが、厳しいコンディションにもめげずルーキーのアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)が依然トーナメントをリードしている。
米女子ツアーの今季メジャー第2戦マクドナルドLPGA選手権は、大会史上最長の全長6,641ヤードを誇るブルロックGC(メリーランド州ハバー・ド・グラース)を舞台に現地時間の13日、第3ラウンドの競技を行ったが、夕方になって雷雲がたちこめ午後4時40分に一時中断。午後7時に再開されたが午後8時10分に日没によりサスペンデッドが決定した。
ムービングデーにもさほど上位に変動はなく、前日首位に立ったノルドクビストが15番までに2つスコアを伸ばし、通算10アンダーで暫定トップ。1打差の暫定2位にリンジー・ライト(英/15ホール終了)が続き、通算8アンダー暫定3位にナ・エン・チョイ(韓/17ホール終了)がつけた。またこの日3アンダー69をマークした申智愛(韓)が通算6アンダーで、今季好調のクリスティー・マクファーソン(米/17ホール終了)と並び暫定5位タイに浮上している。
暫定トップのノルドクビストは、プロになって初出場したメジャー大会での優勝争いにも「ただ自分のプレーをするだけ」とあくまでもマイペースを貫くつもり。プレッシャーがかかるポジションからのスタートにも冷静にバーディを重ね、この日最後のホールとなった15番ではカラーからのパットを沈めてバーディ奪取。「明日につながる」と笑顔を見せた。だが首位に5打差に11人がひしめき、上位選手はまだ第3ラウンドを数ホール残している状況だけに、今後も予断を許さない展開が続きそうだ。
ノルドクビストとは対照的に初日のトーナメントリーダー、ニコル・キャストラール(米)は15番までに2つスコアを落とし、通算5アンダー暫定7位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン(台)は通算3アンダーで暫定15位タイにつけたが、巻き返しを狙った女王ロレーナ・オチョア(メキシコ)は1オーバー73とスコアを落とし、通算2アンダーで暫定18位タイ。メジャー通算3勝目が遠のいた。
一方、日本勢は宮里美香と上田桃子がともに2アンダー70とスコアを伸ばした。ノルドクビストと同期の宮里は前半3つスコアを伸ばしチャージが期待されたが後半失速。最終ホールをボギーとしたものの、通算イーブンパーは前日の54位タイから暫定32位タイに浮上した。前日カットラインぎりぎりで予選を通った上田桃子も3バーディ、1ボギーで回り通算1オーバー暫定46位まで順位を上げ、最終日はさらなる上位を目指しチャージを誓う。
なお、ミッシェル・ウィー(米)が151ヤードの7番パー3でホールインワンを達成。スコアはふるわず1オーバー73で通算1オーバー暫定46位タイにとどまっているが、今季ツアー通算11個目のエースにより主催者から特別ボーナス1,000ドル(約10万円)を授与された。
米女子ツアーの今季メジャー第2戦マクドナルドLPGA選手権は、大会史上最長の全長6,641ヤードを誇るブルロックGC(メリーランド州ハバー・ド・グラース)を舞台に現地時間の13日、第3ラウンドの競技を行ったが、夕方になって雷雲がたちこめ午後4時40分に一時中断。午後7時に再開されたが午後8時10分に日没によりサスペンデッドが決定した。
ムービングデーにもさほど上位に変動はなく、前日首位に立ったノルドクビストが15番までに2つスコアを伸ばし、通算10アンダーで暫定トップ。1打差の暫定2位にリンジー・ライト(英/15ホール終了)が続き、通算8アンダー暫定3位にナ・エン・チョイ(韓/17ホール終了)がつけた。またこの日3アンダー69をマークした申智愛(韓)が通算6アンダーで、今季好調のクリスティー・マクファーソン(米/17ホール終了)と並び暫定5位タイに浮上している。
暫定トップのノルドクビストは、プロになって初出場したメジャー大会での優勝争いにも「ただ自分のプレーをするだけ」とあくまでもマイペースを貫くつもり。プレッシャーがかかるポジションからのスタートにも冷静にバーディを重ね、この日最後のホールとなった15番ではカラーからのパットを沈めてバーディ奪取。「明日につながる」と笑顔を見せた。だが首位に5打差に11人がひしめき、上位選手はまだ第3ラウンドを数ホール残している状況だけに、今後も予断を許さない展開が続きそうだ。
ノルドクビストとは対照的に初日のトーナメントリーダー、ニコル・キャストラール(米)は15番までに2つスコアを落とし、通算5アンダー暫定7位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンのヤニ・ツェン(台)は通算3アンダーで暫定15位タイにつけたが、巻き返しを狙った女王ロレーナ・オチョア(メキシコ)は1オーバー73とスコアを落とし、通算2アンダーで暫定18位タイ。メジャー通算3勝目が遠のいた。
一方、日本勢は宮里美香と上田桃子がともに2アンダー70とスコアを伸ばした。ノルドクビストと同期の宮里は前半3つスコアを伸ばしチャージが期待されたが後半失速。最終ホールをボギーとしたものの、通算イーブンパーは前日の54位タイから暫定32位タイに浮上した。前日カットラインぎりぎりで予選を通った上田桃子も3バーディ、1ボギーで回り通算1オーバー暫定46位まで順位を上げ、最終日はさらなる上位を目指しチャージを誓う。
なお、ミッシェル・ウィー(米)が151ヤードの7番パー3でホールインワンを達成。スコアはふるわず1オーバー73で通算1オーバー暫定46位タイにとどまっているが、今季ツアー通算11個目のエースにより主催者から特別ボーナス1,000ドル(約10万円)を授与された。