国内女子ツアー公式戦今季初戦、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップが7日、茨城県の茨城GC西Cで開幕。現在賞金ランク首位の横峯さくらは1オーバー73で回り、34位タイとやや出遅れた。ディフェンディング・チャンピオンの福嶋晃子が4アンダー68でフィニッシュ。李知姫、全美貞、シン・ヒョンジュの韓国勢3人と並び首位タイに立った。

　今季出場した6試合ですべてベスト10入りと好調な横峯がスタートダッシュできなかった。不動裕理、ポーラ・クリーマー（米）と同組で10番から出て、前半ノーバーディ、1ボギー。後半は3番と5番でバーディを奪って2アンダーまでスコアを伸ばしたものの、7番と9番でボギーを叩いた。1オーバー73で昨季賞金女王の古閑美保、上原彩子らと共に34位タイ。第2ラウンドは持ち前の飛距離を生かしてバーディを量産し、リーダーボードを駆け上がりたい。

　一方、ベテランの福嶋が好発進を切った。横峯と同じく10番からスタートし11番でバーディを先行させると、18番パー4ではイーグルを奪取し、3アンダーでハーフターン。後半は2バーディ、1ボギーにスコアをまとめ、4アンダー68のトップタイでホールアウトした。今季はフジサンケイレディスクラシックの8位タイが最高。大会連覇を飾り、09年初勝利を飾りたいところだ。

　その他、リーダーボードの最上段と1打差の5位タイで諸見里しのぶが続いている。さらに1打差の10位タイに前週優勝の有村智恵。昨季米女子ツアー賞金ランク2位のクリーマーは1アンダー71の15位タイ、不動はイーブンパー72の24位タイで初日の競技を終えている。