13日に行われた国内女子ツアーの伊藤園レディスゴルフトーナメント（千葉・グレートアイランドC）第1ラウンド。賞金ランキング2位につける横峯さくらが、6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回り、初の賞金女王獲得へ向け単独首位と最高のスタートを切った。

　1打差の単独2位に同ランキング3位の全美貞（韓）、3アンダー69の3位タイに上原彩子とタミー・ダーディン（豪）の今季1勝コンビ。2アンダー70の5位タイからはディフェンディング・チャンピオンの古閑美保を始め、三塚優子、茂木宏美、イ・ジウ（韓）ら7人が追っている。

　国内女子ツアーはこの試合を含めて残り3試合。現在同ランキング1位の諸見里しのぶとおよそ1,900万円差の2位につける横峯は「残り3試合で最低1勝はしないと。全部の試合がキーポイント」と必死の思いで今大会に挑んでいる。昨年は最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで古閑が大逆転で賞金女王に輝いているだけに、今年も何が起こるか分からない。そのためにも、ここでなんとか白星を挙げたいところ。今週の戦いぶりが女王獲りへ大きく効いてくるはずだ。

　一方、このまま逃げ切りたい諸見里は1アンダー71をマークし、12位タイで同ランキング4位の有村智恵、服部真夕、北田瑠衣らと同じ12位タイ。横峯とは4打差あるものの、今大会で少しでも多く賞金を加算し、自身初のビッグタイトル獲得に向け前進したいところだ。

　その他、今大会で過去4度優勝と相性の良い不動裕理が3オーバー75で53位タイと出遅れ。ギャル系ゴルファーの金田久美子も5オーバー77で78位タイに低迷している。