前週川奈の女王に輝いた岡本綾子の弟子・服部真夕が、歴代賞金女王に挟まれてのラウンドに挑む。

　国内女子ツアーは30日、サイバーエージェントレディスゴルフトーナメントを開催する。今年6回目を迎える今大会は、昨年まではクリスタルガイザーレディスゴルフトーナメントとして京葉カントリー倶楽部で開催されていたが、冠スポンサーが変わり名称を変更。同時に舞台を名匠・井上誠一設計の鶴舞カントリー倶楽部（千葉）に移して装いも新たに行われる。

　注目は、先週のフジサンケイレディスクラシックで待望のツアー2勝目を飾った服部だ。ソフトボール出身で用具契約がミズノという境遇もあり、かつてから岡本に師事。公私に渡る指導を受けて心身ともに磨き、ようやく花開いた。

　優勝の翌週に行われる今大会の予選ラウンドは、昨季賞金女王の横峯さくら、07年賞金女王の上田桃子と同じ組。ゴールデンウィークの都心近郊大会とあって大勢のギャラリーが集まることが予想されており、ここで服部がファンを酔わせることができれば、岡本の後継者として認められるはずだ。

　その他、有村智恵、諸見里しのぶ、古閑美保、三塚優子、申智愛（韓）らが出場。先週、服部に次ぐ2位タイとなったルーキーの藤本麻子も参戦し、初優勝に挑む。