メジャーチャンピオンの朴仁妃（韓）が、国内女子ツアーで大暴れを続けている。

　主戦場とする米女子ツアーの合間を縫って、すでに国内ツアー4試合に出場している朴は、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント2位タイ。ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップでは優勝したはずが2打罰が発覚して2位タイ、さらにスタジオアリス女子オープンでは、プレーオフで有村智恵に敗れて2位と惜敗が続いていた。だが、先週の西陣レディスクラシックでついに日本初優勝を飾るなど、現在は絶好調の状態を維持している。

　23日から開催される国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシック（静岡・川奈ホテルゴルフコース富士コース）では、元賞金女王の不動裕理、次世代を担う若林舞衣子と共に予選ラウンドを回ることが決定。強敵との戦いの中で、さらなる存在感を示そうと意気込んでいる。

　一方、現在賞金ランキング1位が朴、2位アン・ソンジュ（韓）と言う状況に、日本選手たちも発奮。同ランキング3位の有村智恵、4位の北田瑠衣、5位の古閑美保に加え、昨年の賞金女王・横峯さくら、諸見里しのぶらが参戦し、母国ツアーの意地にかけて韓国勢の優勝を阻止するはずだ。