国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントは26日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。トップと1打差の2位タイからスタートしたイム・ウナ（韓）が通算5アンダーまでスコアを伸ばし、逆転で今季初優勝を飾った。1打差の2位タイにイ・ナリ（韓）と朴仁妃（韓）が入り、同ツアーでは2週連続で韓国勢がトップ3を独占している。

　前日単独トップの北田瑠衣は2オーバー74とスコアを落とし、上田桃子と並び通算2アンダーで4位タイ。上田と同じ海外常駐組の宮里美香が通算1オーバー6位タイに食い込み、諸見里しのぶ、菊地絵理香ら7人が通算2オーバー9位タイ。ディフェンディン・チャンピオンの有村智恵は通算3オーバー16位タイだった。

　また、昨季賞金女王の横峯さくらは75-75-74と3日連続オーバーパーを喫し通算8オーバー42位タイ。フェアウェイが狭く、ラフが長く、グリーンが速いという難コンディションの中で国内勢は総崩れという結果となっている。