横峯さくらが2年連続賞金女王に向けて、シーズン終盤戦へと歩みを進める。

　17日開幕の国内女子ツアー、マンシングウェアレディース東海クラシック（愛知・南愛知CC 美浜コース)にディフェンディング・チャンピオンとして出場する横峯だが、今季これまで17試合に出場しながら優勝はフンドーキンレディースの1回だけ。それでも試合での安定度は抜群で、体調不良による棄権を除いて予選落ちはゼロ。トップ10入りは12回を数え、最も成績の悪い試合でも14位タイに入っている。

　実力の証明ともいえるコンスタントな上位フィニッシュで、現在の賞金ランキングでは首位のアン・ソンジュ（韓）をピタリと追走。約1,300万円差の2位につけている。2週後には今季公式戦第3戦、日本女子オープンゴルフ選手権競技が控えているだけに、昨年シーズン4勝目を挙げ3年連続賞金1億円突破を果たした相性の良い大会で連覇を果たし、国内メジャーへの弾みと賞金ランクトップの座を奪い取りたいところだ。

　その他、4試合連続で優勝争いに顔を出すなど目下絶好調の馬場ゆかり、今季未勝利で優勝が喉から手が出るほど欲しい諸見里しのぶ、今季2勝目を狙う有村智恵、海外常駐組の上田桃子なども参戦。なお、大会2日目（18日）には恒例の「ドライビング女王コンテスト」が行われ、女子プロ飛ばし屋No.1が決定するなどファンには嬉しい企画もある。