松山、5打差18位タイで最終日へ パッティングに課題残すも「まだまだチャンスはある」
2015年7月20日(月)午前6:20
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンゴルフ選手権が現地時間19日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一決勝ラウンドに進んだ松山英樹は1アンダー71と伸び悩み、通算7アンダー18位タイで最終ラウンドを迎えることとなった。
【松山英樹 第3ラウンドホールバイホール】
トップと4打差の10位タイから出た松山は、立ち上がり2番から幸先よくバーディを先行。そこからはパープレーが続いたものの、前半最後の9番は2打目をピンそばに寄せてバーディとし、2アンダーで前半を折り返す。
迎えた後半も立ち上がりの12番でスコアを伸ばし、この時点で通算9アンダーと上位陣を追走。しかし14番パー5ではパーパットがカップに嫌われ、この日最初のボギーを叩いてしまう。このプレーで流れを悪くしたか、難関の17番では2打目がバンカーにつかまり再びボギー。この日は3バーディ、2ボギーと伸ばし切れなかったが、首位と5打差で迎える最終日は猛チャージで優勝争いに食い込みたい。
第2ラウンドでは4連続を含む8バーディを奪うなど、絶好調だったパッティングで「66」をマークした松山。同ラウンドでは最少パット数で全体1位タイとなる「24」を記録していたが、この日は14番で3パットを叩くなどパターでリズムをつかみ切れず、パット数は「32」となった。これについて松山は「タッチは合っているけど、ただ入らなかっただけ」とそのプレーを分析している。
またこの日は、首位タイに浮上したルイス・ウーストハウゼン(南ア)や、単独4位につけたジョーダン・スピース(米)がそれぞれ7バーディを奪うなど、比較的穏やかな天候のなかで上位陣がバーディを量産。そのことを「あまり気にしていない」という松山は「バーディラッシュが出来ればまだまだチャンスはある」と最終日の逆転に意気込みを見せた。
第3ラウンドを終え、通算12アンダーの首位に立ったのはウーストハウゼン、ジェイソン・デイ(豪)、アマチュアのポール・ダン(アイルランド)の3人。メジャー3連勝を目指すスピースは「66」とスコアを伸ばし、通算11アンダー単独4位と好位置につけた。初日からトップを守っていたダスティン・ジョンソン(米)は3オーバー75と崩れ、松山と並ぶ18位タイに後退している。
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