海外女子
20歳でついにツアー初優勝を手にしたM.ウィー
2009年12月30日(水)午後0:36
天才少女の才能がついに花開いたのが2009年だった。まだ14歳の時、出身地・ハワイを舞台にした米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイに出場し、予選突破にわずか1打と迫り世界のゴルフファンに衝撃を与えたミッシェル・ウィー(米)。
「目標はマスターズ出場」と口にして憚らないウィーはこれ以降、アマチュアのまま女子のメジャーや各国男子ツアーに出場し続けた。そして2005年10月、16歳の誕生日直前にプロ転向を表明。この間、女子のメジャーでは何度も優勝争いを繰り広げたが、残念ながら勝てずじまい。男子の試合でも予選通過は韓国ツアーの1試合だけと、プロの世界の厳しさを痛感していた。やがて、名門スタンフォード大学に入学しプロとしてプレーを続けたが、これと前後して手首を痛め、一気にスランプに陥っていった。
2007年、2008年と苦しいシーズンを送ったウィーは、ついに米女子ツアーのQT受験を決断。女子メジャーの予選を勝ち抜いたり、スポンサー推薦で出場した試合で勝ってツアーカードを手にしようという作戦を諦めてこれを突破し、2009年のシーズンに臨んだ。
すると、地元ハワイで行われた米女子ツアー開幕戦のSBSオープン at タートルベイでいきなり優勝争いを演じ2位に食い込むと、以降も優勝こそできなかったが安定したプレーを披露し「優勝も夢ではない」と再び注目の人となっていた。
開幕戦を含めてトップ10入り7回でシーズン終盤を迎えると、ロレーナ・オチョア招待でうれしい初優勝。12歳でツアーに初出場した少女は、いつの間にか20歳になっていた。
女王ロレーナ・オチョア(メキシコ)、今季のルーキー・オブ・ザ・イヤーで賞金女王の申智愛(韓)、同じく今季ツアー初Vを成し遂げた宮里藍らとともに、未来の女子ゴルフ界をリードするひとりであることは間違いないウィー。そのスケールの大きいプレーを武器に、次はメジャー優勝、そして男子ツアーでの活躍も見られるかもしれない。
「目標はマスターズ出場」と口にして憚らないウィーはこれ以降、アマチュアのまま女子のメジャーや各国男子ツアーに出場し続けた。そして2005年10月、16歳の誕生日直前にプロ転向を表明。この間、女子のメジャーでは何度も優勝争いを繰り広げたが、残念ながら勝てずじまい。男子の試合でも予選通過は韓国ツアーの1試合だけと、プロの世界の厳しさを痛感していた。やがて、名門スタンフォード大学に入学しプロとしてプレーを続けたが、これと前後して手首を痛め、一気にスランプに陥っていった。
2007年、2008年と苦しいシーズンを送ったウィーは、ついに米女子ツアーのQT受験を決断。女子メジャーの予選を勝ち抜いたり、スポンサー推薦で出場した試合で勝ってツアーカードを手にしようという作戦を諦めてこれを突破し、2009年のシーズンに臨んだ。
すると、地元ハワイで行われた米女子ツアー開幕戦のSBSオープン at タートルベイでいきなり優勝争いを演じ2位に食い込むと、以降も優勝こそできなかったが安定したプレーを披露し「優勝も夢ではない」と再び注目の人となっていた。
開幕戦を含めてトップ10入り7回でシーズン終盤を迎えると、ロレーナ・オチョア招待でうれしい初優勝。12歳でツアーに初出場した少女は、いつの間にか20歳になっていた。
女王ロレーナ・オチョア(メキシコ)、今季のルーキー・オブ・ザ・イヤーで賞金女王の申智愛(韓)、同じく今季ツアー初Vを成し遂げた宮里藍らとともに、未来の女子ゴルフ界をリードするひとりであることは間違いないウィー。そのスケールの大きいプレーを武器に、次はメジャー優勝、そして男子ツアーでの活躍も見られるかもしれない。