海外女子
故障に泣いた09年 ?大山志保
2009年12月28日(月)午前11:56
06年国内女子ツアーの賞金女王に輝き、09年満を持して米国女子ツアー本格参戦を果たした大山志保。しかし08年に痛めた両肘の状態が思わしくなく、今季は不本意なシーズンを余儀なくされた。
「開幕戦に間に合わないと思っていたから、出られるだけで凄く嬉しい」と大山が喜々として語ったのはハワイで行なわれたシーズン初戦SBSオープン at タートルベイのこと。直前まで「コーヒーカップを上げ下げすることさえ出来ない」ほど悪化していた肘痛を、オフにオーストラリアで治療し何とか開幕に間に合わせた。しかし優勝争いに絡むどころか下位での戦いが続き、出場15試合中予選落ちが8回。最高位はミケロブ・ウルトラ・オープン at キングスミルの6位で、これがシーズンを通して唯一のトップ10となってしまった。
それでも米女子ツアー賞金ランク76位に入り来季のシード権を確保したところはさすが。しかし肘の状態はシーズン終盤になるに従いさらに悪化。試合出場もままならなくなり、日本女子プロ協会へトーナメント特別保障制度の適用を申請。11月中旬にそれが承認され、来季は復帰を申し出た試合から10試合の出場が可能になった。
だが肘の状態はまだまだ予断を許さない。自身のブログによると「今年の9月以降、オーストラリアのメルボルン及び日本において、治療及びリハビリを継続した結果、腫れが治まり、肘の可動域も戻りました。しかしながら依然痛みが残っていたため、熟考の末、今月(12月)17日に左肘の内視鏡手術を行いました」とある。本格的なトレーニングの開始は来年3月以降になるそうで、復帰の目処は立っていない。
アマチュア時代からの夢だったアメリカ挑戦がようやく実現した年に故障に泣かされるとは何とも皮肉だが、一日も早く体調を戻し、またあのガッツ溢れるプレーを見せて欲しい。
「開幕戦に間に合わないと思っていたから、出られるだけで凄く嬉しい」と大山が喜々として語ったのはハワイで行なわれたシーズン初戦SBSオープン at タートルベイのこと。直前まで「コーヒーカップを上げ下げすることさえ出来ない」ほど悪化していた肘痛を、オフにオーストラリアで治療し何とか開幕に間に合わせた。しかし優勝争いに絡むどころか下位での戦いが続き、出場15試合中予選落ちが8回。最高位はミケロブ・ウルトラ・オープン at キングスミルの6位で、これがシーズンを通して唯一のトップ10となってしまった。
それでも米女子ツアー賞金ランク76位に入り来季のシード権を確保したところはさすが。しかし肘の状態はシーズン終盤になるに従いさらに悪化。試合出場もままならなくなり、日本女子プロ協会へトーナメント特別保障制度の適用を申請。11月中旬にそれが承認され、来季は復帰を申し出た試合から10試合の出場が可能になった。
だが肘の状態はまだまだ予断を許さない。自身のブログによると「今年の9月以降、オーストラリアのメルボルン及び日本において、治療及びリハビリを継続した結果、腫れが治まり、肘の可動域も戻りました。しかしながら依然痛みが残っていたため、熟考の末、今月(12月)17日に左肘の内視鏡手術を行いました」とある。本格的なトレーニングの開始は来年3月以降になるそうで、復帰の目処は立っていない。
アマチュア時代からの夢だったアメリカ挑戦がようやく実現した年に故障に泣かされるとは何とも皮肉だが、一日も早く体調を戻し、またあのガッツ溢れるプレーを見せて欲しい。