野村14位タイ発進! リュウが圧巻の63で単独トップ
2014年8月22日(金)午前9:18
米女子ツアーのカナディアン・パシフィック女子オープンは現地時間21日、カナダのロンドン・ハント&CCを舞台に第1ラウンドの競技を行い、韓国のリュウ・ソヨンが9アンダー63と会心のゴルフで単独トップに立った。単独2位は同じく韓国のチェ・ナヨンで8アンダー64。日本勢では野村敏京が14位タイにつけている。
2週前のマイヤーLPGAクラシックで単独4位に入った野村が好調なプレーを見せた。この日は6バーディ、2ボギーで4アンダー68をマーク。持ち前の飛距離は鳴りを潜めたが、パーオン率は83.3%。確実に第2打をグリーンに運んでスコアメイクし、「このコースはスコアが出るコースなので、セカンドショットを(ピンそばに)つけて、しっかり(パット)入れて上に行きたい」とコメントした。
その他の日本勢は、上原彩子が5バーディ、2ボギーの3アンダー69で20位タイ。今季パットに苦しむ宮里藍は3バーディ、1ボギーの2アンダー70で34位タイとなっている。
また、復調のきっかけをつかめないでいる有村智恵は2バーディ、1ダブルボギーのイーブンパー72で81位タイからのスタート。パットの苦戦が目立っていたが、ラウンド後は「パッティングは良いイメージがでているので、4日間キープできるようにしたい」と復調を口にしていた。宮里美香は1オーバー73とふるわず99位タイと大きく出遅れている。
上位を賑わしたのは韓国勢だった。先月のマラソン・クラシックで単独2位のリュウは9バーディ、ノーボギーの完ぺきなラウンド。飛距離不足を正確なショットとパットで補いトーナメントをリードした。また、2位のチェも5連続を含む9バーディ、1ボギーの会心のプレー。パット数24と面白いようにパットを決めて好スコアにつなげた。
その他、大会3連覇を目指すリディア・コ(ニュージーランド)は2アンダー70で藍と同じ34位タイ。ロレックスランキングNo.1のステイシー・ルイス(米)は1アンダー71でポーラ・クリーマー(米)、ブリタニー・リンシコム(米)らとともに59位タイで初日を終えている。