L.コの3連覇なるか!? 日本勢は藍ら5人が参戦
2014年8月21日(木)午前11:47
米女子ツアーのカナディアン・パシフィック女子オープンは現地時間21日、カナダのロンドン・ハント&CCを舞台に開幕。カナダのナショナルオープンとして親しまれてきた大会が今年、1881年設立のカナディアン・パシフィック鉄道を冠スポンサーに迎え、新たな名称で生まれ変わる。
ズバリ今年の注目はリディア・コ(ニュージーランド)の3連覇なるか!? 15歳4か月2日のツアー史上最年少優勝を飾った思い出の大会(2012年)に昨年もアマチュアとして出場したコは、最終日に『64』の猛チャージを見せて単独2位に入ったカリン・イシェール(仏)に5ストロークの大差をつけ圧勝。プロでも難しい連覇を達成して大きな話題になった。
この勝利が決め手となり昨シーズンの終わりにプロ転向を決意するに至るのだが、プロデビューイヤーの今年も好調を維持して現在ロレックスランキング(女子世界ランキング)3位。押しも押されぬトッププロとしてツアーに君臨している。気になる予選ラウンドではレクシー・トンプソン(米)、アザハラ・ムニョス(スペイン)と同組に。レクシーとの次の米ツアーを担うティーンエイジャー同士の対決は必見だ。
また、日本勢は前週に続き宮里藍、宮里美香、上原彩子、有村智恵、野村敏京の常駐組5人が参戦。コースは違うが昨年はダブル宮里がトップ20(美香13位タイ、藍20位タイ)に食い込んでおり相性は悪くない。日本人トップの賞金ランキング32位につける野村も注目。今季は持ち前のビッグドライブに加え、ショートゲームでも冴えを見せており安定した成績を収めている。2年目のジンクスに苦しむ上原&有村も含め“やまとなでしこ”にも上位戦線をにぎわしてもらいたい。