D.ジョンソンが日没順延の中で暫定トップを維持「良いスタートが切れている」
2015年7月18日(土)午前9:28
(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンゴルフ選手権が現地時間17日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に第2ラウンドの競技を行ったが、開始直後に悪天候によりプレーを中断。約3時間遅れでプレーを再開したものの、日没サスペンデッドとなり、13ホールを消化したダスティン・ジョンソン(米)が通算10アンダーで暫定単独トップとなった。
1打差の単独首位でこの日を迎えたジョンソンは、通算9アンダーで先にホールアウトしていたダニー・ウィレット(英)と4番からの連続バーディでタイに並ぶと、7番でも1つスコアを伸ばしてリーダーボードのトップに再浮上。3アンダーで迎えた後半は13番までスコアを伸ばし切れなかったが、競技後には「最高だよ。良いスタートが切れている」と暫定ながらトップをキープしたことへの満足を口にした。
また、この日の特に遅い時間帯では多くの選手が強風に苦しめられたが、これについては「前半でさえ強烈な風が横方向に吹いていた。そのせいで1日中タフだった」とコメント。14番の第3打からスタートする翌日もかなりの強風が予想されているが、難コンディションの中でも初日からの良い流れを維持出来るだろうか。
ジョンソン、松山英樹と同組で回ったジョーダン・スピース(米)は、5番でボギーが先行する苦しい立ち上がりも、そこからの4ホールで3バーディを重ねて1アンダーで後半へ。しかし、11番のボギーでイーブンパーとすると、その後は13番までパーを並べてプレー終了。通算5アンダー暫定15位タイに後退したが、メジャー3連勝に向けて週末の猛チャージに期待したい。
首位と1打差の暫定2位はウィレット。さらに1打差の暫定3位タイにはジェイソン・デイ(豪)とポール・ローリー(スコットランド)が入った。トップと1打差でこの日を迎えたザック・ジョンソン(米)は1アンダー71とわずかにスコアを伸ばし、この日5アンダー67をマークしたアダム・スコット(豪)らと通算7アンダー暫定5位タイにつけている。
4アンダー68で回ったジャスティン・ローズ(英)はスピースと並ぶ暫定15位タイ。24位タイから出たフィル・ミケルソン(米)はイーブンパー72の足踏みに終わり、通算2アンダー暫定40位タイに後退している。また、前週に欧州ツアー初勝利を挙げたリッキー・ファウラー(米)は1アンダー71のラウンドで、同じく18ホールを回り終えたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らと並ぶ通算1アンダー暫定49位タイに入った。
一方、初日に「76」を叩いたタイガー・ウッズ(米)は11ホール消化時点で通算5オーバー暫定129位タイと予選通過は厳しい状況。今大会が最後の全英オープンとなるニック・ファルド(英)は、前日の「83」から打って変わって「71」のアンダーパーでホールアウト。順位は通算10オーバー暫定153位ながら有終の美を飾っている。一方、同じく最後の全英を戦うトム・ワトソン(米)はこの日8オーバー80と大きく崩れ、通算12オーバーで暫定ながら最下位に沈んだ。
メジャー特別番組「LIVE FROM 全英オープン」7/14(火)より連日放送
ゴルフの祭典マスターズや、全米、全英などゴルフ4大メジャー大会などに関する情報を、臨場感あふれるリポートでお届けする特別番組。注目選手の記者会見の模様やラウンド前後のインタビューはもちろん、ハイライト、スコア速報など、ゴルフセントラルのリポーター、解説陣が大会の魅力に迫る!これを見れば、よりメジャー大会が楽しめる!
4日間連日長時間生中継!7/16(木)開幕「全英オープンゴルフ選手権」
ゴルフの聖地“セントアンドリュース"で5年ぶりに開催される全英オープン。ゴルフネットワークでは大会の模様をゴルフ専門チャンネルならではの全ラウンド長時間生中継でお届けします。
また、全英オープン特設サイトでは現地最新情報やコラムを毎日更新!このほか、ゴルフネットワーク公式Twitterでは全英OP?ネタやセントアンドリュースの裏側など中継スタッフのつぶやきをリアルタイムで配信中。
※注意※
権利上の都合により、GOLF NETWORK PLUS TV等での、パソコン・スマホ・タブレットによる「全英オープンゴルフ選手権」の配信はございませんのでご了承ください。