日没順延の第2R 松山が8バーディの猛チャージで暫定10位タイ浮上! パッティング好調で週末に期待感
2015年7月18日(土)午前8:26
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(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンゴルフ選手権が現地時間17日、スコットランドのセントアンドリュース オールドCを舞台に第2ラウンドの競技を行ったが、悪天候によるプレー中断を挟み、日没サスペンデッドが決定。14ホールを消化した松山英樹が通算6アンダー暫定10位タイに急浮上した。
第1ラウンドではショットが好調ながらパッティングを決め切れないシーンが目立っていた松山。しかし、この日は出だしから立て続けにパットを成功させ、1番からの4連続バーディで一気にスコアを伸ばす。これで波に乗った松山はさらに7番、9番とバーディを重ね、ノーボギーの6アンダーで前半を折り返した。
勢いの止まらない松山は後半も出だし10番でバーディ先行。グリーンの外から傾斜を読み切るナイスパットを見せ、この時点で通算7アンダー暫定6位タイまで浮上した。以降は11番からの連続ボギーで失速したものの、この日最後のプレーとなった14番はバーディで締め、8バーディ、2ボギーのラウンドで上位争いに食い込んでいる。
前日は93.8%だったフェアウェイキープ率がこの日は70%を下回り、8割近かったパーオン率も50%台となるなど、ショットの出来は決して良くなかった松山だが、打って変わってこの日はパッティングがスコアメイクに貢献。ショットとパッティングの噛み合ったプレーが出来れば、翌日もさらなる上位進出が狙えるはずだ。
今大会初出場の富村真治は、2番でボギー先行も前半のうちに3バーディを奪って1アンダーでハーフターン。しかし、後半立ち上がりの11番から4ホールで3つスコアを落とすと、15番のパーでこの日のプレーは終了。3バーディ、4ボギーで通算2オーバー暫定98位タイと予選突破は厳しい状況だが、難関17番を含む残り3ホールでのプレーに期待したい。
また、日本勢トップの41位タイからスタートした藤田寛之は18ホールを消化し、1バーディ、4ボギーの3オーバー75で富村と並ぶ暫定98位タイ。127位タイからスタートの高山忠洋は、10ホール終了時点で通算3オーバー110位タイとなった。109位タイから出た池田勇太は、2バーディ、4ボギーの2オーバー74で通算4オーバー暫定120位タイに後退。また、前日に「79」を叩いた岩田寛は5番パー5のイーグルなどで2アンダー70とスコアを伸ばすも上位進出ならず、小田孔明、手嶋多一とともに通算5オーバー暫定129位タイとなっている。
通算10アンダーの暫定トップは松山と同組のダスティン・ジョンソン(米)。ジョーダン・スピース(米)は通算5アンダーで暫定15位タイとなっている。
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