国内ツアー賞金女王の横峯さくらが、メジャー初優勝に向けて最高のスタートを切った。

　現地時間1日、米女子ツアーの今季メジャー初戦となるクラフト・ナビスコ選手権（カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC）第1ラウンドで、横峯は4バーディ、2ボギーの2アンダー70をマーク。首位のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）と3打差の10位タイにつけた。フェアウェイキープは7ホール、パーオンしたのも10ホールと、決してショットが良いとは言えない中、ショートゲームでしのいで好発進。プロ入り当初は海外での試合にあまり積極的ではなかったが、昨年あたりから出場できる試合には前向きに臨み、さらに日本国内でも有言実行を果たしたことで大きく成長したようだ。

　他の日本勢は、上田桃子がイーブンパー72で23位タイ。宮里美香、有村智恵の2人が1オーバー73で34位タイ。宮里藍、諸見里しのぶ、三塚優子の3人が2オーバー74で51位タイと出遅れている。