5人が出場の日本勢は大苦戦! 初日最高位は横峯の41位タイ
2017年2月16日(木)午後5:44
米女子ツアーのISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンは現地時間16日、オーストラリアのロイヤル・アデレードGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。5人が出場している日本勢は昨年覇者の野村敏京を含め、全員が出遅れる形となった。
日本勢最高位は1アンダー72をマークした横峯さくらの41位タイ。この日1番から出た横峯は2番、3番と連続バーディを奪ったものの、5番でボギーを叩くと、後半は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことができず。また、ルーキーの畑岡奈紗も後半11番に痛恨のダブルボギーを喫して、1オーバー74の81位タイ発進となった。
連覇を狙って1番から出た世界ランキング21位の野村は、アウトスタートの前半こそイーブンパーと耐えたが、後半は11番から3連続ボギーを喫するなど2オーバー75の99位タイ。期待の22歳・松森彩夏は3オーバー76の111位タイ、上原彩子も4オーバー77の122位タイと、まずはカットラインを目指しての第2ラウンドを余儀なくされた。
初日を終えてトップは地元・オーストラリアのキャサリン・ハル。15番では上りのラインをしっかり読み切ってバーディ、続く16番パー3ではピン横に突き刺すミラクルショットで楽々バーディを奪うなど、この日は8バーディ、ノーボギーの完璧なラウンドで「65」をマークし、リーダーボードの最上段をつかんだ。
以下上位勢は、6アンダー67の2位タイにミン・リー(台)、シェラ・チョイ(韓)ら4選手が並び、1打遅れて6位タイにポーナノン・パットラム(タイ)、リゼット・サラス(米)ら3選手。さらに4アンダー69の9位タイグループには世界ランク8位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)ら8選手が続いている。
2014年以来の優勝を狙うミッシェル・ウィー(米)は3アンダー70の17位タイとまずまずのスタート。同順位には世界ランク6位のハナ・ジャン(韓)も控えている。また、昨年のリベンジを誓う女王・リディア・コ(ニュージーランド)は2アンダー71の25位タイ、世界ランク2位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は横峯と同じく41位タイで初日を終えている。