レッスン
阿久津未来也、左右OBのホールや風の強い日に有効なドライバーショットの打ち方を伝授
2025年11月27日(木)午後0:15

ドライバーを持ったら、少しでも飛距離を稼ぎたいと思うもの。
とはいえ、フェアウェイが狭かったり、両サイドにOBがあるホールなどでは、「ある程度飛ばしたいけど、方向性も重視したい」と思うのではないでしょうか。
ここでは、そんなときの打ち方を紹介したいと思います。
基本的に狭いホールでは、球を高く上げるのではなく、なるべく低弾道で早めに地面に落とすことが大事です。
低い球を打つために僕が意識しているのは、フェース面のどこに当てるかということです。具体的には、芯より下に当てるつもりで打っています。そうすれば、出球が確実に低くなるからです。
それに対し、フェースの上に当ててしまうと、ロースピンで、しかも曲がる球が出やすくなるので注意してください。
芯より下に当てるためには、ティーを低く目にするというのがセオリーです。僕は、もともとティーが低めなので、ほとんど高さは変えないのですが、ティーが高めの人は、少し低めにしてください。
また、構え方も少し変えます。ドライバーの場合、ティーアップしてボールが宙に浮いた形になっているので、ボールを右から見るような形で構えますが、低い球を打つときはボール上から見るようにしています。
さらにスイングでは、普段のドライバーショットと違って、最後まで振り切らないことを意識しています。イメージとしては、アイアンのライン出しのような感じです。
この打ち方で打つと、キャリーは出ませんが、ランの距離が少し増えます。ただ、トータルの距離は、20ヤード前後落ちます。「20ヤードも落としたくない」と思う人もいるでしょうが、OBゾーンに打ち込んだときの方がショックは大きいのでは? 向かい風や横風が強いときにも有効なので、覚えておいた方がいいと思いますよ。
★CS放送ゴルフネットワーク「SHOWDOWN 谷原秀人vs阿久津未来也」より(放送・見逃し配信中)
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