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ドローで飛ばすには、ハーフウェイバックまで腕と手元とヘッドの関係性を崩さないことが大事

2025年11月26日(水)午後0:41

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 ドライバーショットをドローで飛ばすために、インサイドアウトの軌道を意識して振っている人も多いようですが、その一方で、ドローではなく、引っかけが出るようになったという悩みもよく聞きます。

“引っかけないドロー”を打つためにはどうすればいいか? これが今回のテーマです。

 最初のチェックポイントは、ハーフウェイバック。ここでは、構えたときの腕と手元とグリップの関係性が保たれているかどうかが大事になってきます。

 特に重要なのは、手元とヘッドの関係です。構えたときは手元よりヘッドが前にあるわけですが、ハーフウェイバックで手元よりヘッドが後ろにきてしまうとフェースが開いてしまい、トップ~ダウンでも開いて下りてくるので、そのまま打つとスライス、それを嫌がってインパクト付近で急激につかまえにいくと引っかけが出てしまいます。

 また、ヘッドが手元よりも後ろにくると、左ワキが開くほか、手元も浮くので正しいスイングをするのが難しくなります。

 そうならないように、ハーフウェイバックまでは、腕、手元、ヘッドの関係性を崩さないようにしましょう。関係性が崩れていなければ、飛球線後方から見てヘッドが右に傾くはずです。

 そしてここから、右手の甲が背屈し、右ヒジが畳まれるわけですが、この動きは、右手1本でクラブを持って確認しましょう。ハーフウェイバックまでは、右手は真っ直ぐ動かし、そこから手首を曲げてヒジを畳む。右手1本でトップまで上げたら、そこに左手をつけてください。これが“飛距離の出るトップ”になります。

 次に、切り返しからインパクトにかけて。ここで大事なのは、テークバックで背屈した右手首をインパクトまで解かないことです。手首の角度をキープしたまま腰をターンさせ、ここに地面を蹴る“地面反力”が加われば、さらにヘッドスピードが上がります。

 アマチュアゴルファーの中には、手首を解くタイミングを気にする人もいるようですが、基本的にリリースは意識しなくてOK。体がターンしていけば、自然とリリースは行われます。むしろインパクトまでは、「右ワキを締めて、右ヒジを曲げ、手首の角度を変えない」というくらいの気持ちで振るようにしたほうがいいでしょう。

 なお、フェード系の球を打っていた人や、スライスに悩んでいた人が、今回紹介したドロー打ちをマスターしようとすると、最初はダフることがありますが気にしないように。むしろ、インサイドアウトで振れているからダフるので、誰もが通る道だと思ってください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #160」より(放送・見逃し配信中)
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