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キャメロン・ヤング、米ツアー1000人目の優勝者に 1860年から続く歴史に名を刻む
2025年8月4日(月)午後5:45

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キャメロン・ヤング(米)がついに米ツアーで待望の初優勝を果たした。今季トップ10入り5回と、あと一歩届かずに涙をのんだ日々が続いた男が、ウィンダムチャンピオンシップで堂々たる勝利を収め、ついにその壁を打ち破った。
しかもこの1勝は、単なる初優勝ではない。同ツアーによると、ヤングは記念すべき1,000人目の優勝者であり、最初の優勝者はなんと1860年の第1回全英オープンゴルフ選手権を制したウィリー・パーク・ジュニア(スコットランド)だという。以降、160年以上にわたって続いてきた伝統の系譜に、ヤングが新たに名を加えた。
「長かった。本当に待ち続けてきた。でも、これを逃すわけにはいかなかった」と、涙ぐみながら語るヤング。序盤2番からの5連続バーディで一気に主導権を握ると、そのまま逃げ切る展開に。最終ラウンドは2アンダー「68」でまとめ、通算22アンダー。後続に6打差をつけての圧勝だった。
これにより、2019年覇者のJ.T.ポストン(米)と2017年王者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に並ぶ大会記録「258」にも肩を並べた。
この勝利は、今年最大の目標であるライダーカップの代表入りにも繋がる大きな一歩。今後のプレーオフシリーズでさらにアピールしていく予定だ。「代表入りは、子どもの頃からの夢。まだ道は残っている。自分の力でつかみに行きたい」
1860年、スコットランドで生まれたゴルフの歴史は、ウィリー・パーク・ジュニアの優勝から始まった。そして2025年、キャメロン・ヤングがその1,000番目の節目に到達した。一度も勝てなかった男が、今では歴史の一部だ。ヤングの名は、これからも語り継がれていくだろう。
(写真:Getty Images)
しかもこの1勝は、単なる初優勝ではない。同ツアーによると、ヤングは記念すべき1,000人目の優勝者であり、最初の優勝者はなんと1860年の第1回全英オープンゴルフ選手権を制したウィリー・パーク・ジュニア(スコットランド)だという。以降、160年以上にわたって続いてきた伝統の系譜に、ヤングが新たに名を加えた。
「長かった。本当に待ち続けてきた。でも、これを逃すわけにはいかなかった」と、涙ぐみながら語るヤング。序盤2番からの5連続バーディで一気に主導権を握ると、そのまま逃げ切る展開に。最終ラウンドは2アンダー「68」でまとめ、通算22アンダー。後続に6打差をつけての圧勝だった。
これにより、2019年覇者のJ.T.ポストン(米)と2017年王者のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に並ぶ大会記録「258」にも肩を並べた。
この勝利は、今年最大の目標であるライダーカップの代表入りにも繋がる大きな一歩。今後のプレーオフシリーズでさらにアピールしていく予定だ。「代表入りは、子どもの頃からの夢。まだ道は残っている。自分の力でつかみに行きたい」
1860年、スコットランドで生まれたゴルフの歴史は、ウィリー・パーク・ジュニアの優勝から始まった。そして2025年、キャメロン・ヤングがその1,000番目の節目に到達した。一度も勝てなかった男が、今では歴史の一部だ。ヤングの名は、これからも語り継がれていくだろう。
(写真:Getty Images)
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