海外女子メジャーのアムンディ・エビアン選手権は12日、フランスのエビアン・リゾートGC（6,504ヤード・パー71）で第3ラウンドが行われ、38位タイからスタートした吉田優利が8バーディ、ノーボギーの「63」を叩き出し、トップと2打差の通算9アンダー7位タイに浮上した。

　竹田麗央も4打差の通算7アンダー12位タイと逆転が狙える位置につけている。西郷真央、山下美夢有は通算5アンダー21位タイ、岩井千怜は通算3アンダー31位タイ、昨年覇者の古江彩佳は通算イーブンパー50位タイ、畑岡奈紗、勝みなみは通算1オーバー56位タイで3日目を終えた。

　ともにツアー未勝利のカーラ・ゲイナー（英）、ガブリエラ・ラッフルズ（豪）が通算11アンダー首位タイ。メジャー連勝がかかるミンジー・リー（豪）、メジャー初制覇に挑むジーノ・ティティクル（タイ）、イ・ソミ（韓）、グレース・キム（豪）が通算10アンダー3位タイで続く。

　歴代覇者で地元フランスのセリーヌ・ブティエは通算5アンダー21位タイで最終日へ。世界ランク1位のネリー・コルダ（米）は12位タイから「75」と落とし、トップと10打差の通算1アンダー44位タイと優勝戦線から脱落した。