海外男子
苦労人キャンベルが今季2勝目 思い出の大会での勝利は「夢の中にいるような気分」
2025年7月7日(月)午後3:15

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米男子ツアーのジョンディアクラシックは6日、イリノイ州のTPCディアラン(7,289ヤード・パー71)で最終ラウンドが行われ、イリノイ大学出身のブライアン・キャンベル(米)が今季2勝目を飾った。
1打差2位タイから最終日をスタートし、6バーディ、1ダブルボギーの「67」でプレー。通算18アンダーで並んだエミリアーノ・グリーロ(アルゼンチン)とのプレーオフを制し、2月のメキシコオープン at ヴィダンタワールドに続くタイトルを手にした。
「今は夢の中にいるような気分です」と語ったキャンベルは、10年前に特別招待でこの大会に出場したときからTPCディアランに特別な思いを抱いていたという。「それがすべての始まりでした。それ以来、この大会のことがずっと好きでした。プレーオフに進出して、しかもこういう形で勝ち切れるなんて、もう言葉も出ません。最高の気分です」。
プレーオフまでの40分間はクラブを握らず、体を休めることに集中した。「本当に暑くて過酷な状況でした。みんな汗だくだし、体力も消耗していたので、とにかく水を飲んで、体を休める時間が必要だと思ったんです。球を打ったりパットするより、チームとして一度落ち着いて、頭と体をリセットすることにしました」と冷静な決断が勝利に繋がった。
ルーキーイヤーの2016~2017年シーズンに結果を残せず、そこから昨年まで下部ツアーを主戦場として戦ってきた経験が今年の飛躍に大きく関係している。「子どもの頃にやっていたことを思い出してみました。ゴルフを心から楽しむこと、このゲームを純粋に好きになること。楽しむ気持ちを取り戻したことが本当に大きかった」。
「ここに来られて本当にうれしい。ジョンディアでは魔法が起きるんだ」。苦労の末、思い出のトーナメントで今季ツアー5人目の複数回優勝者となった32歳が、更なる高みを目指す。
(写真:Getty Images)
1打差2位タイから最終日をスタートし、6バーディ、1ダブルボギーの「67」でプレー。通算18アンダーで並んだエミリアーノ・グリーロ(アルゼンチン)とのプレーオフを制し、2月のメキシコオープン at ヴィダンタワールドに続くタイトルを手にした。
「今は夢の中にいるような気分です」と語ったキャンベルは、10年前に特別招待でこの大会に出場したときからTPCディアランに特別な思いを抱いていたという。「それがすべての始まりでした。それ以来、この大会のことがずっと好きでした。プレーオフに進出して、しかもこういう形で勝ち切れるなんて、もう言葉も出ません。最高の気分です」。
プレーオフまでの40分間はクラブを握らず、体を休めることに集中した。「本当に暑くて過酷な状況でした。みんな汗だくだし、体力も消耗していたので、とにかく水を飲んで、体を休める時間が必要だと思ったんです。球を打ったりパットするより、チームとして一度落ち着いて、頭と体をリセットすることにしました」と冷静な決断が勝利に繋がった。
ルーキーイヤーの2016~2017年シーズンに結果を残せず、そこから昨年まで下部ツアーを主戦場として戦ってきた経験が今年の飛躍に大きく関係している。「子どもの頃にやっていたことを思い出してみました。ゴルフを心から楽しむこと、このゲームを純粋に好きになること。楽しむ気持ちを取り戻したことが本当に大きかった」。
「ここに来られて本当にうれしい。ジョンディアでは魔法が起きるんだ」。苦労の末、思い出のトーナメントで今季ツアー5人目の複数回優勝者となった32歳が、更なる高みを目指す。
(写真:Getty Images)
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