朴ヒーヨン『61』で奪首! 上田32位タイへ後退
2013年7月14日(日)午前9:10
朴ヒーヨン(韓)が完璧なゴルフで単独トップに躍り出た。
米女子ツアーのマニュライフ・フィナンシャルLPGAクラシックは現地時間13日、カナダのグレー・サイロGCを舞台に第3ラウンドの競技を行い、8位タイからスタートした朴が1イーグル、8バーディの猛攻で10アンダー61と爆発。通算20アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位のアンジェラ・スタンフォード(米)に1打差をつけ2年ぶりのツアー通算2勝目に王手をかけた。
4試合連続Vを目指すインビー・パーク(韓)は通算13アンダー9位タイ。パークが朴を逆転するためには7打差を引っくり返さなければならない状況となった。
「(スコアのことは)全然意識していませんでした」と言う朴。「ロングパットのフィーリングが凄く良くて、長いパットがたくさん入ってくれました」と『61』のラウンドを振り返る。とはいえ1打差にスタンフォード、2打差の単独3位にカトリオーナ・マシュー(スコットランド)と強豪が続き、通算17アンダー単独4位にミーナ・リー(韓)、通算15アンダー単独5位にアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)といった面々が虎視眈々と逆転を狙う。
「グリーンがやわらかいので最終日も(スコアの)伸ばし合いになるでしょう。どれだけビッグスコアが飛び出してもおかしくない」とスタンフォードが言うように、前日25歳の誕生日を迎えたばかりのパークにもまだ4試合連続Vの可能性は残されている。
日本勢で唯一予選を突破し、全英リコー女子オープン(現地時間8月1?4日/スコットランド、セントアンドリュース オールドC)の出場権を獲得した上田桃子はバーディ合戦に遅れを取り1アンダー70止まり。通算8アンダー32位タイで最終日を迎えることになった。
尚、宮里美香、上原彩子、有村智恵、片平光紀はすでに予選で姿を消している。