国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメント（新潟・ヨネックスCC）は30日、第2ラウンドの競技を終了。2アンダー5位タイから出た北田瑠衣が5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り、通算6アンダーで単独トップに躍り出た。2打差の2位に原江里菜。通算2アンダー6位タイに横峯さくら、ディフェンディング・チャンピオンの不動裕理らがつけている。

　北田に今季初勝利のチャンスが訪れた。この日は1番でバーディ発進を切ると、前半を3バーディ、1ボギーの2アンダーで折り返す。後半も安定したプレーでスコアを2つ伸ばし、通算6アンダーでホールアウト。昨年の伊藤園レディスゴルフトーナメント以来、約1年ぶりの白星に王手をかけた。

　一方、2位に浮上した原は、前半1オーバーと苦戦したものの、後半は4つのバーディを重ね、5バーディ、2ボギーの3アンダー69をマークした。今季はNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで後続に7打差をつけるぶっちぎり優勝を飾っており、その爆発力は折り紙つき。最終日も猛チャージで逆転Vを狙う。

　その他、大会ホステスの若林舞衣子が、佐々木慶子、中田美枝と並び通算3アンダー3位タイ。通算1アンダー15位タイに諸見里しのぶ、通算イーブンパー24位タイに現在賞金ランクトップの福嶋晃子が続いている。